あらすじ
【電子限定!第18話のネーム特別収録!】心にしみるパン屋物語、完結!「紺太のパンが食べたいな…」胸の奥まであたためてくれる――。
山奥にある「ほたるベーカリー」の若き店主・紺太は、遭難した宇宙人・まみ太を弟として居候させている。テレビ出演、東京のパン祭り、紺太母の出産…と嬉しいこともビックリすることも気づけば傍らにはまみ太がいる日々。そんな折、まみ太の元に母星からとある連絡が届き――。
感情タグBEST3
あたたかい。。。
パンと宇宙人という全く結びつかなさそうなのに、ほんとに自然な展開に引き込まれました。一気にまとめ買いで読みましたが、まだまだ続編が読みたいです!紺太の焼くパンがとても美味しそうで、人々が皆優しくて、あたたかい涙がこぼれました。
Posted by ブクログ
2018年に発行されていたのに、全く気付かなかった。2巻が面白かったので、続編をきにしていたのに。で、完結編。
宇宙人まみたの元の星はとても文明が進んでいるのだと思う。必要なヒトを必要に応じて産み出す、「効率的」なのだ。でも、そこに何かを「やりたい」「好き」という「気持ち」は入ってこない。「気持ち」があることに気づく宇宙人まみた。それは美味しいパンを焼きながら、いろいろな事情で心のどこかに「寂しさ」のある紺太が気づかせたことだ。中に居るとわからないけど、外から見たらわかることってたくさんあるのだろう。一番面白かったのは生まれたて赤ちゃんを見た宇宙人まみたが「内臓状態でロールアウト」と表現したこと。確かに。その通りです。