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パンと宇宙人という全く結びつかなさそうなのに、ほんとに自然な展開に引き込まれました。一気にまとめ買いで読みましたが、まだまだ続編が読みたいです!紺太の焼くパンがとても美味しそうで、人々が皆優しくて、あたたかい涙がこぼれました。
Posted by ブクログ 2020年01月29日
2018年に発行されていたのに、全く気付かなかった。2巻が面白かったので、続編をきにしていたのに。で、完結編。
宇宙人まみたの元の星はとても文明が進んでいるのだと思う。必要なヒトを必要に応じて産み出す、「効率的」なのだ。でも、そこに何かを「やりたい」「好き」という「気持ち」は入ってこない。「気持ち」...続きを読むがあることに気づく宇宙人まみた。それは美味しいパンを焼きながら、いろいろな事情で心のどこかに「寂しさ」のある紺太が気づかせたことだ。中に居るとわからないけど、外から見たらわかることってたくさんあるのだろう。一番面白かったのは生まれたて赤ちゃんを見た宇宙人まみたが「内臓状態でロールアウト」と表現したこと。確かに。その通りです。
Posted by ブクログ 2018年11月08日
まみ太…良かった。
鳥野しのさんは羽海野さんのアシスタントをしてただけあり、絵の細かいとこの上手さが流石なんだけど、羽海野さんが『3月のライオン』でいじめの構造を描いた様に、鳥野さんも「人間関係の嫌な部分」をある意味容赦なく描いて来る。この絵柄に合わせず描いてくるとこが「作品」として在る事を表してる...続きを読む。