あらすじ
まず情報収集ではなく、まず考える!
「仮説・検証・仮説・検証」の繰り返しこそが、無駄な情報収集を避けるための有効な方法で、
これが新しいアイデアを生み出す近道になる。
「結果」を出す人に学べ!
新商品・戦略等、何か新しいアイデアを出したい、
出さなければならない局面になったら、「まず考える」こと。
出来る人とは、日々勉強し、いざとなったら、まず考えて、
最小限の情報収集で自らの確信と同時に人への説得を成し遂げる人である。
「仮説・検証・仮説・検証」の繰り返しこそが、無駄な情報収集を避け、新しいアイディアを生み出す近道だ!
ビジネスにおいては「質を上げる」ことは「スピードを速くする」ことであり、
「スピードを速くする」ことそのものが「質を上げる」ことだからです。
『三島由紀夫』『手塚治虫』『エジソン』など天才と称されている人々の共通点とは。
仕事、プライベートで効率よく成果を上げるための参考になればと思います。
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Posted by ブクログ
最後にきちんと「出来る人」の定義づけがされていて、その定義づけに納得させる内容であった。
確かに「仮説なし」で集める情報は「日頃にやるべき」であって、仕事上やるべきではないと思う。
時間もったいないし。
論文と一緒。問いを立てて、それに対する仮説を立てて検証。その繰り返し。仮説が無い状態で調べても訳が分からなくなる
ただ、差をつけるのはその「日頃」
そこが最後にきちんと書かれていて、納得。
この手の本には珍しく
演繹的でなく帰納的に、ただ帰納法は普遍真理から降りてくるわけではないので、曖昧だと説得力に欠けるし、そもそも正しいかどうかも分からない
一部だけを見て判断しているのかも知れない
その精度を上げるのが「MECE」であり、それをまとめて発表する作業が「仕事」だと