あらすじ
「人間関係に神経を使いすぎて、毎日ヘトヘト」
「過酷な仕事がやめられない」
「眠いはずなのに、ついつい夜更かししてしまう」
そんな悩みの原因は、脳と遺伝子のチグハグな関係にありました。
現代人は、脳ばかりが暴走して、身体の限界を超えることをやってしまうバグを抱えているのです。
本書では、「科学界のインディー・ジョーンズ」が、過酷な探検と研究のなかで見つけた、
『ストレスなく、悩まずに生きる方法』を紹介します。
・「メタ認識」のせいで人は悩むようになった
・日本人は「眠りがちな体質」
・愛情を感じづらいのは「オキシトシン受容体」が少ないから
・インターネットは、暴力が支配する「原始時代」
・「ネアンデルタール人」は、歌って話した
・賢い人間に進化したユダヤの一族「アシュケナージ」
…etc
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
遺伝子は持ってる能力のそのままの働きをし、生きるということに専念しているのだが、ストレスが生まれるのは、能力に無い、または及ばぬことをしようとしてストレスがかかる行動をしようとする「脳」
遺伝子がわかれば楽になる。
脳の不思議や習性がわかれば、無理せず生きる可能性が見つかるかも、という本。
Posted by ブクログ
脳が勝手に考えてしまうのを考えないようにしてみる。
たとえば外の車の音や音楽を単純に音として聴く。
動物らしい世界観を取り戻すとはなかなか面白い視点。
Posted by ブクログ
1時間半ほどで読めちゃう「脳に振り回されずに生きる方法」を生物学的な視点から考える本(著者さんのことば)です。
人間はどうも頭でっかち(脳による思考優勢型)になってしまって、それがためにストレスを感じてしまう傾向にあるとのこと。
社会的成功は、遺伝子が半分、環境が半分で決まるそうだけれど、社会的成功を考え過ぎて、自分の遺伝子に合った生活から逸脱し過ぎちゃうと楽しく生きられないよってことみたいでした。
ま。
それほど他人に迷惑をかけない程度にもっとユルく生きていいんじゃないって話だったよ。
読みやすかったです。