【感想・ネタバレ】ゴーマニズム宣言SPECIAL 民主主義という病いのレビュー

あらすじ

民主主義は、戦争と独裁者がお好き。
332ページ完全描き下ろし。この1冊で〈知の富裕層〉として勝ち残れ!

Q:民主主義とは、簡単に言うと次のどれでしょう?
1イデオロギー 2単なる制度 3宗教
4世界共通のすばらしい価値観 正解は本書で!


あなたが民主主義で決めたから、
日本はこんな国になったのですか?

デモでどれほど「民主主義を守れ! 」と絶叫しても世の中は変わらない。そもそも知識人すら民主主義が何なのかわかっていないからだ。国民の多くも挙手で多数決する「学級民主主義」しか知らない。そこで「民主主義生みの親」とされるフランス革命から説き起こしてその幻を葬【ルビ:ほうむ】り、さらに2000年遡って古代ギリシアの民主主義の原点に思いを馳せる。一方、日本の飛鳥時代すでにその萌芽【ルビ:ほうが】を見て、大正時代に大きく花開いた思想の核心を解説。西洋とは根本的に異なる日本独自の「公」の意識の存在を明らかにし、「戦後GHQが民主主義を教えてくれた」という誤謬【ルビ:ごびゅう】を糺【ルビ:ただ】す。ドイツでヒトラーが登場したのも、日本が大東亜戦争に踏み切ったのもみんな民主主義のせい。戦後71年、日本人がいまだ解っていない秘密の広場「民主主義」の扉がいま開かれる!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

フレンチはやっぱり女に食べさせるものだ。女が喜ぶ姿を見て楽しむものである。

民主主義=善、独裁=悪ではない、という歴史をフランス革命が起きたフランスでフレンチを食べながら振り返る体裁。

エリートによる寡頭制のほうがいいのではと。
大衆が間違え続けてきた歴史からも。

Brexit後に読んだが、目の付け所は時代を先読みしている。

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2016年07月24日

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