あらすじ
「NO」しか言わないオキナワのままでいいのか? 誤解だらけの基地問題、政権交代とトモダチ作戦の裏側、偏向するメディア――政治的思惑と感情論ばかりが支配する空気に抗い、事実に基づいて日・米・沖のあるべき姿を探究し続けた二十年。歴史研究者として、海兵隊の政治顧問として、情熱を傾けてきた著者が沖縄問題の虚実を解き明かす。沖縄も政府も米軍も、傾聴すべき直言が満載の刺激的論考。
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Posted by ブクログ
オキナワの反基地運動家がゲートのラインを超えて逮捕された事件で、反基地団体と沖縄のマスコミが嘘ばかり流してるので証拠映像を公開して、何故か解雇された沖縄海兵隊政治顧問(肩書きはこれでいいのか)の著書。この人、元々歴史学者なんだね。他の著書(と言うか論文)も読んでみたいと思ったのだが、ちと高めである。
そして、合理的にだけ考えて良いのであれば、おっしゃるとおりに勝連埋め立てが良いのかも知れない。でも、普天間と違って辺野古は津波に弱いと言うが、勝連埋め立てでもそこは同様なのでそこだけ論点が(一部)ズレていたな。(私は、『政治的理由』で既存の基地用地内である辺野古への移設は致し方ないなと。軍事的に戦略輸送機が使える滑走路が無い設計がまともだとは思えないけど)この人もまた、沖縄マスコミの犠牲者なのである。沖縄の米軍基地に夏悪数多くの事実と同様に。