【感想・ネタバレ】貸本屋ときどき恋文屋のレビュー

あらすじ

貸本屋<ゆうづき>で働くなつは、実は由緒ある武家の生まれ。恋ゆえに出奔した兄を捜すため、単身江戸へ上ったのだ。手がかりは兄の恋人が版画職人を目指しているということだけ。版画本の作者を調べては、めぼしい人々を訪ねる日々だ。ある日、本に興味のない植木屋の小六が歌集を借りていく。恋歌がうまく作れないという彼に、なりゆきで協力することになるが…?

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Posted by ブクログ

「いや、俺の分はどうでもいいけど、そっかあ。まったくなっちゃんは人がいいというか、育ちがいいというか、心配で目が離せないね」

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

恋がわからないなつが、人様の恋騒動?に関わるうちに、少しずつ恋をわかっていくような感じが可愛らしかったです。
兄上を連れ戻すと意気込んでたけど、突っ走るのではなく、その思いを知ろうとする姿勢は素敵ですね。

設定は江戸なのかな?
ただ内容的には現代っぽい。
そのリアリティーは気にせず読むのが良さそうですね。

周りの方々が幸せになっていくのは、とても微笑ましくてよかったですが、なつの恋愛も少しくらい進展したらよかったなぁと思います。
続編あるのかな。

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2023年06月29日

Posted by ブクログ

駆け落ちした兄を探して江戸へやってきた主人公が、貸本屋で働きながら兄を探す話。
貸本屋をしながら、人の恋文のアドバイスをしているうちに、「恋文屋」と言われるようになり、たくさんの人の恋文を書くようになる。
恋を知らない主人公が、人の恋愛を通して恋を知り、兄の気持ちを知り、成長していく。

武家の女が1人で江戸へ行くとか、町娘として働いているとか、武家だとばれないとか、そんなのないわーって設定だけど、それは突っ込んではいけないw

時代物のライトノベルなので、時代物敬遠してる人でもさっと読めます。

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2016年10月18日

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