【感想・ネタバレ】相手を変える習慣力のレビュー

あらすじ

自分の習慣を変えたら、関係がうまくいかなかった人へのイライラやモヤモヤが消えてなくなった
部下や上司、同僚、取引先、妻、夫、子供など、まわりの人たちに対し、なぜかイライラしてしまう。
「なぜこうしないのか?」「なぜそんなこともできないのか?」「相手を変えたい」「変わってほしい」
人の行動を変えるのは大変です。本書では、メンタルコーチングのメカニズムやアドラー心理学、
そして著者の数々の経験をもとに「相手を変える」秘訣を紹介します。
キーワードは前作『自分を変える習慣力』同様、「潜在意識」と「習慣化」。
潜在意識を味方につける習慣化によって、あなたも無理なく、自然に「相手を変える」を身につけることができます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

相手を変えることってどういうことか
本当に変わってもらうためには、相手のどんな心情に迫る必要があるかを書いた本。

相手を変えようと思うなら、自分を変えようっていうのは、
納得だった。自分の接し方が相手のあり方を決めているし、
相手も自分に合わせて自分のあり方を決めている。
だからこそ、相手に対する接し方が大事。

そのためには、

・相手を認めること
認めるとは、相手の可能性に目を向けて相手が失敗しても
「やり方が間違っていただけだ」と思って、相手自体は認め、
相手の可能性を信じて、「できる」と信じること。そして無条件に相手の応援者であること(相手が調子が悪くて、失敗続きでも相手の状況は絶対変わると信じ、応援し励ます)また、「変化しても大丈夫なんだ」っていう安心が相手にないと相手の潜在意識を変えることができない

・自分を認め、自信を持つこと
人を認める前に、まずは自分を認めてあげる。
自分を認めることができない人が人を認めることはできない

が必要。「自分を認める」に関しては、環境に寄らず自分次第なので、どうせ生きるなら、自分を否定するのではなく、自分を認めてあげようという話。これらを習慣化するためには、毎日1%ずつ実践することが大事。いきなりやろうと思って、人は変化することができない。
毎日1%づつ変化して、変化を認めてそれを積み上げることで習慣化する。(しらない→できない→知っている→できる(意図的に)→習慣化)



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アドラーの幸福三原則
1自己受容・肯定
2他者信頼(所属感)
3他者貢献
ーーーーーー
独り言がネガティブな人、相手に対してネガティブな言葉を話す人は、
自己受容が低く、自己承認できていない



ーーー
相手が失敗したとしても、
「WHY」→どうしてできないの?
ではなく
「HOW」→どうしたらできるようになると思う?
と聞く。

例えば愚痴に関しても
まずは、相手の感情を認めてあげる。
〇〇さんはつらいんだね→どうすれば、よくなるかな ?orどういう状態がいいのかな?(理想)
=まずは相手の感情を認めてあげて、そこから、理想や問題解決に向かわせる、
そして、あくまで相手が内的モチベーションで解決してもらうために、
こうすればいいのではと言わずに、「どうすればいいかな?」「理想はなにかな?」「どうすれば理想に近づくかな?」
と聞く

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2018年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はじめに

Prologue 相手を変える習慣力

01 目の前の相手が無理なく自然に変わっていく
02 相手を変えようとする人に起こりがちなこと

Chapter1 相手を変える力についての思い込み

01 こんな思い込みはありませんか?
- 「相手を変えるためには優秀でなければならない」は思い込みにすぎない
- あなたが特別に優秀だということだけで目の前の相手は変わらない
- 相手を変える習慣力は、相手を変えてやろうとする意図を減らせば減らすほど身に付けることができる
- 思い込みと事実は違う
- 思い込みには人生を左右するほどの力がある
- どんな思い込みを持っているかを気づくことは重要

02 モチベーションの正体
- 人から強制されることには、持続力がない
- 外発的モチベーションは持続力がなく、根本的な変化にはつながりにくい
- 内発的モチベーションは持続力があり、根本的変化につながりやすい
- 相手に変わってもらうことの前提は、相手のモチベーションを下げるような行為を繰り返さないこと

03 影響力から関係性へ
- すべての悩みの原因は、対人関係にある
- 能力や年収が高いからといって、自己受容度が高いとは限らない
- 自己受容は「これでいいのだ」と心から思えるかどうか
- 所属欲求は、人間の根源的な欲求
- 貢献感がもたらす幸福感は人間にとっての最高レベルの幸福感
- 相手を変える習慣力を考えるにおいて、もっとも大事なことは相手との関係性
- コミュニケーションの真の目的の1つは関係性の構築
- 人と人は基本的にヨコの関係にある
- 上下関係があるのは、あくまで社会的な仕組みの中での話
- 上下関係にこだわるのは、社会的仕組みに執着があるということ
- ヨコの関係を徹底させると、不安や恐れから根本的に解放される

Chapter2 相手の潜在意識に働きかける

01 答えは潜在意識の中にある
- 気づきが起こるのは、相手の潜在意識に働きかけるから
- 気づきは問題解決や目標達成に役立つ
- 気づきとはモヤモヤとしたことが、潜在意識から明確な答えとなって出てくる状態
- 気づきが出てくるかどうかは意識と潜在意識の境目がゆるくなっているかによる

02 潜在意識はこうして発揮される
- 承認や勇気付けが相手の心を開く
- 相手との深い信頼関係を築けば、相手の潜在意識に働きかけることができる
- 傾聴やラポールの技術だけでは、本当の信頼関係を築くことはできない
- 承認は相手を変えるということについて最も重要なこと
- 承認とは相手の可能性やその人自体の存在を心から認めること
- 承認にともなう勇気付けが繰り返されれば、人はその本来の可能性である潜在力を発揮しやすくなる

Chapter3 大事なことはスキルではなく承認すること

01 相手を変えたいなら、変えようとしない
- 心からの承認と勇気づけの行為さえあれば、目の前の人は変わっていく
- 相手を変えたいのであれば、変えようとしないこと
- 相手の現状と本質を切り離すことでレッテルを剥がせる
- 信じてくれる人、承認を続けてくれるひとがいる限り、前に進む勇気は常に充電されていく

02 誤魔化しは通用しない
- 言語のメッセージより、非言語のメッセージの方が真実を語る
- 潜在意識からの信号は瞬時に体に出る
- 意識だけでは非言語コミュニケーションをコントロールしきれない
- 相手を変えるために最も大事なことは心の底からの承認を持つこと
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Chapter4 相手を変えることができる人

01 自己肯定感と向き合う
- 未来の能力にもダメと決めつけることが、可能性を信じないこと
- 自分自身を承認している度合いが相手を承認できる度合いに等しい
- 自分自身を変えることができる人ほど、相手を変えることができる
- 自分自身を承認し、勇気付ける力が増すことによって、自分で自分の潜在力を発揮していくことができる
- できているところより、できないことに注目するとダメだしが始まる
- 自己肯定感は能力の問題ではなく、注目するところの問題

02 自分の潜在力を発揮する習慣
- 自分自身のドリームキラーを止めることで潜在力が発揮される
- 自分の良いところ探しをする習慣は自分の潜在力を発揮させる習慣
- 反省することと自分にダメ出しすることは別である
- モノに関しての追及は原因論、人に関しての追及論は目的論で
- 心の中で思うことよりも口に出したことの方が記憶に残りやすい
- 自分自身の信者になることは最強の自己肯定
- あなたがあなたのその偉大なる潜在力を発揮することは決して難しいことではない

Chapter5 習慣化の技術

01 習慣化の要諦
- 「知っているよ」という態度を取った時点で理解のレベルは停滞する
- 違和感があるというのは、実践をしている証拠
- 「知っている」と「やっている」は雲泥の差
- 毎日の1%の実践を続けることでやがて状況は大きく変わる
- 潜在意識は基本現状維持する方向で働く

02 相手が変わりやすくなるために
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Chapter6 “できる"から“やっている"に変える対話術

01 「この件、どうしたらいいと思う?」
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02 思い切って自分をさらけ出す
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03 「それは誰の問題か?」
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04 影響力から関係性へ
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05 先手必勝の習慣
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06 後輩を一人前に育てる
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おわりに

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2019年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすい。コーチングの入門編としては良い本だと思う。コーチングやアドラー心理学に関する本を何冊か読んでいるとしたら、良い復習になる1冊。

重要な3つのファクター
①自己受容
②所属感
③他者貢献感

相手とのかかわり方で重要なもの
承認欲求を満たす。

承認欲求を満たすために必要な行動
相手の存在を認める。
相手の可能性を信じ、伝える。
相手をコントロールしようとしない。
レッテルをはらない。
上から目線をやめる。
モチベーションをあげる。(内的モチベーションを高める。)
外的モチベーションに頼らない。
非言語メッセージに気を配る(メラビアンの法則)

外的モチベーションのデメリット
報酬をめあてに行動するので、一過性のモチベーションとなり、より強い刺激がないと行動できなくなる。

自己受容感(自尊感情)を高めるための方法
悲観的な部分に注目しない。
悲観的に陥りそうな場合、あなたは大丈夫と自分自身を第三者の立場から肯定する言葉を発する。

潜在意識に訴えかける。
潜在意識は安心感を最優先にとらえる。
そのため、相手を変えようと思って指摘を繰り返しても潜在意識が抵抗を示すことにつながる。
すなわち、安心感を確保するために、相手との距離をとろうとするのだ。
まずは相手を認め、良いところをしっかりと伝え、可能性を信じていることを伝えることが重要なのだ。

縦の関係でなく、横の関係をつくる。
縦の関係をなくすという意味ではない。仕事をするうえで役職を意識して仕事を進めることは必要だからである。
横の関係とは人と人として平等に接するということである。

寝る前によいイメージをできるだけ具体的に抱いて眠りにつく。
目的が達成できる状態(ヴィジョン)を思い浮かべることで潜在意識に働きかける。

常に謙虚であれ。
「すでに知っている」という態度は理解のレベルを停滞させる。

相手との良い関係を気づくための6つの方法
①安心感をつくる。
共通の話題やちょっとしたよかったことなど1分程度話す。相手に会えてよかったことを伝える。
今日という日を楽しみにしていたことを伝える。
②笑顔で話す。(メラビアンの法則から)マスクをして常に通勤中笑顔でいるという練習もあり!!!
③うなずきとあいづち
④オウム返し 相手が言った感情や思いをそのまま繰り返す。自分の解釈を入れないことがとても大事。感情もきちんと入れよう。共感的に話すことがあくまでも大事
⑤相手の話に興味を持つ 時計を気にしない。(そぶりを見せないようにしよう。)
⑥相手の話をとらない。

ラポールを気づくための3つの方法
①呼吸のペースをそろえる。
②ミラーリング 似ていると安心感を持ってもらえる。
③オウム返し

今の行動が最適解だと思って行動する。

知っているをやっているに変えていく。

モデリングを自分の中で思い浮かべてその人になり切って、その人が自分のそばにいると思ってやり切る。

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2016年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相手を変えたいなら、変えようとしない。
大事なことはスキルではなく、承認すること。そして勇気付ける。
まずは自分を承認・肯定する。その習慣を作る。
相手の可能性を信じる。
安心すると、保守的な潜在意識も変わろうとできる。
関係性を構築する。
貢献感がもたらす幸福感は人間にとって最高レベルの幸福感。
内発的モチベーションが一番重要。

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2016年04月25日

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