あらすじ
「これは神さまの仕業だ。だって、ほかに説明のしようがないだろ?」大人が消えた町に残された子供たち。襲いかかる、恐怖・疑心・無秩序。
突如現れた、町と外界を切り離す巨大な壁。この壁の正体は? 15歳以上の人間はどこへ消えたのか?秩序のない世界に取り残された子供たちのあいだには、しだいに力関係が生まれ、一種の階級社会ができあがっていく。終わりの見えない絶望の日々の中、サムを始めとする数名には15歳の誕生日が刻一刻と迫っていて――。彼らを待ち受けるのは“消滅”か、それとも……? 世界20カ国が熱狂。
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Posted by ブクログ
海外版ライトノベルですね。
読みやすい、展開速い。
まだ続く。
2018年2月現在、原作は終了してるみたいだが、日本では途中までしか出てない。刊行ペースからして今月あたりに出そうなんだけど、ちゃんと続き最後まで出るのかい~??
Posted by ブクログ
SF。ファンタジー。
特殊設定でのSFスリラー。
基本的にはティーンエイジャー向けのエンタメ作品だと思う。
登場人物が全員子供ということもあり、文章的にもストーリー的にも非常に読みやすい。
内容的にはやや物足りなさがある。
舞台設定の謎の解明や、物語の盛り上がりも中途半端な印象。
とはいえ、それはあくまでこの上下巻での評価であり、6巻まで続くシリーズの始まりとしては当然かも。
続編も見つけたら読む予定。
Posted by ブクログ
ストーリは面白くないとは言わないがドラマのノベライズみたいで小説としての面白さが足りない感じた。それとあまりにも邪悪なティーンの敵役たちとの攻防はちょっと読み疲れ。
Posted by ブクログ
タグの一例にある『なんか闇の王みたいなの出てきて終わった』に集約される。
ちなみに終わるっちゃ終わるけど今回の上下巻で明らかになった謎は幼児が超能力で大人を消し去ったことくらい。ストーリーは投げっぱなし。
全6部作でおそらく毎回上下巻。読み続ける根性が持ちません。
Posted by ブクログ
ある日、街中から15歳以上の大人の姿が消えた。
街には、子ども達だけが残された。
そして、丘の上には、少し変わった子ども達を集めた学校があった。
やがて、丘の学校の子ども達は、リーダーと共に街中に降りてきた。
と、ここまでの展開を読んで、ヘンリーウインターフェルトの名作「子どもだけの町」の長閑な物語を期待したのだが、そこから話は急展開する。
電気だけは確保されていた。
町の外れにある原子力発電所が稼働していたのだ。しかし、その原子力発電所を中心とした半径 kmのところで町が終わっていた。
その後は、超能力者は出てくるは、リーダー争いは出てくるは、冒険は出てくるは、謎解きは出てくるは。そして、もちろん淡い恋物語も。
冒険活劇てんこ盛りのこの1冊は、6部シリーズの第1作目。ドラマ化の話もあるというこの1冊。
読み始めるなら今だ。