あらすじ
電子限定描き下ろしあり。三十路前の有野りん子は東京になじめず、地元の静岡にUターン。ゆるーい地元に癒やされつつもそのゆるさにツッコミまくり。静岡に感動する東京から左遷された同僚など、静岡を愛するキャラ満載の人気4コマ第2巻。
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Posted by ブクログ
「静岡の事象の最大公約数は富士山と家康とお茶だから」(P.30より)で描かれる、静岡ご当地物4コマ漫画シリーズの第二弾である。
今回は東京から出向している雲春の東京時代の同僚・名々伏が登場し、カルチャーギャップを伝える役どころを増やしている。
二巻でも勢い衰えず、「静岡おでん」「土日のイオン混みすぎ」「しょんない精神」「静岡地区のJRには各停しかない」「銀座だって元は静岡にあった」「静岡浜松政令指定都市戦争」などなど、今回もローカルネタが豊富に茶摘みされている。
また、東部営業所所属の魔性の女・油野ちゃんが初登場し、「静岡の静かなる隣人」伊豆ネタを今後放出していくことを宣言している形である。
今回もまた濃厚なしぞーか感溢れる一冊であった。星五つで評価したい。