【感想・ネタバレ】誠のくにのレビュー

あらすじ

激戦の会津で、命を燃やす斎藤一。一方、北に新天地を目指す土方歳三。2人の間に交わされた熱き想いとは!? 『北走新選組』『凍鉄の花』に続く新選組シリーズ第3弾!!

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Posted by ブクログ

やっぱりさすがだな。
久々の新選組シリーズの三巻目。
今だからこその、斎藤一。
ギュッと詰まっているからこその、
ダイジェストっぽいとこもありましたけど。
周りを取り巻く一人一人も、きちんと描かれていて
ほんとに、凄いなぁと思います。
そして、あいかわらず、綺麗なタッチの絵っ♪
ちょっと厚いこの本は、大満足な一冊でした!!!

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2013年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

菅野文先生の北走新選組、凍鉄の花に続く新選組シリーズ第三弾。

どこまでも真っ直ぐで自らの生きる場所、死に場所を求める斎藤さんや、会津のために戦う人々には思わず泣いてしまった。
賊軍と罵られても自らの誠を貫き戦った新選組。
会津の地を守る為に戦った会津の人々。
それぞれにたくさんの想いを抱えながら戦ったことだろう。
この話は斎藤さんの目線で描かれているけれど、新撰組の土方さんや近藤さん、そして会津の人々の想いも伝わってくる。

私は幸いにも福島に住んでいるため、会津の斎藤さんのお墓や近藤さんにお墓に足を運んだことがある。そこに手を合わせる地元の方の姿に、彼らの魂は今でもここで生き続けているのだろうかと思った。最近あまり会津に行く機会がないけれど、もし次行ったときはまたお墓に手を合わせに行きたい。

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2013年10月05日

Posted by ブクログ

菅野さんの新作。
題材は「北走」「凍鉄」に続く新撰組。北走のが近いかな。主人公は斎藤一、彼が江戸を出て京都で新撰組に入り、会津で戦う過程のお話。

もうとにかく竹子さんのエピソードとか、時尾さんのせりふとか泣いた。そして、白河小峰城が出てきてまた泣いた・・・・笑

北走から読んでいて、しかも五稜郭組がすきな人には重複するキャラがいて懐かしいし、嬉しい。

それにしても、斉藤一の物語なのに土方さんの出張り率がハンパないって話。。。

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2013年10月03日

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ネタバレ

新選組シリーズの第3弾がでた!大河ドラマ『八重の桜』でおなじみの人物やエピソードが織り込まれていて面白かった。斎藤一が主人公だけど、やっぱ土方だな…。かっこよすぎる…。この作者の前2作に出てくる土方はちょっと冷たいイメージであまり好きではなかった気がするけれど、今回の土方はちょっと優しい土方さんでした。それがまた良い。

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2013年09月25日

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ネタバレ

花とゆめコミックスにしては厚い。対して、斉藤一と土方歳三を軸とする新選組と会津藩の有為転変を描くとなると、駆け足だなぁと思う。史実をきっちりおさえつつも、フィクション部分は説得力がある……たとえば、斉藤と土方の出会い、斉藤が土方の懐刀として非情の剣を振るうことになる経緯や動機、斉藤と中野竹子や高木時尾との接点、会津で土方と斉藤が異なる選択をする経緯、など。限られた中にも、近藤勇、沖田総司、原田左之助など新選組幹部や容保様始め会津藩の幹部たちも鮮やかに印象を残す。繊細な少女マンガのタッチで斬り合いや戦を説得力もって描くのは大変だと思うが、初めて旗本を斬り殺した場面から会津戦争の凄惨な各局面までも描き込んでいる。「この本を福島と幕末に生きた人達に捧げます」という献辞に感銘を受けました。

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2013年09月20日

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ネタバレ

新選組シリーズ第三段
今回は斉藤ーがメイン。
所々分かりにくいシーンも有るが、それを補う作者の新選組への強い思い入れを感じる。
そして相変わらず土方さんが格好いい…その生き方で斉藤さん始め隊士たちに多大な影響を与えています。
斉藤さんと土方さんの強い繋がり、斉藤さんと会津との繋がり、斉藤さんと侍としての生き方が描かれる。

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2015年02月22日

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ネタバレ

連載されている時から読んでいたが、全体的に解説的な部分が少なく、「斉藤さんがとにかくかっこいいけれど、これは会津と新選組の関係や会津での戦い、新選組の終焉を知らない人にはかなり分かりにくいだろうな」という印象は受けた。コミック化にあたって、目立った加筆修正は多くなかったのに何気なく、斉藤さんの気持ちがより分かりやすくなっている気がした。それにしてもすごいのは会津の人の底力。女性の強さがうまく描かれていた。謎の多い人、斉藤さん、本当にこう考えて生きていた気さえしてくる。

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2015年04月02日

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ネタバレ

菅野さんは本当に新選組が好きなんだなあ、と思える新選組シリーズ第三弾。北走新選組に引き続き、絵は綺麗、内容は史実に忠実で、新選組として生きた彼らの生きざまをこれでもかとまっすぐ書いているところは拍手もの。
自分が福島出身というのもあって、会津が舞台なのも嬉しい。斉藤一の一生を追っていくストーリーなので、切なさや喪失感は拭えないけれど、彼らの真っ直ぐさにいつも心打たれる。武士とは、侍とは何であるのか。彼らは何を抱いて生きて死んでいったのか。今から200年も前に生きていた人々の気持ちがすぐ近くに感じられる、この感覚が好きで堪らない。歴史に魅力を感じられるのはこういうところなのかもしれない。
賊軍として戦争が終わった後も葬ることが許されなかった彼らを想うと、胸が詰まる。新人で職場であったことにくよくよしている自分が小さく感じるくらい(笑)

新選組や幕末が好きな人にとって、良い漫画。ただ、幕末について全く知らない人が読んだら置いてけぼりになってしまうところがあると思う。新選組が好きな人に勧めたい漫画。欲張りを言うと、巻数を増やしてじっくり書いてくれたら…と思わずにはいられない。凛々しい竹子さんが好き!

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2014年06月21日

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菅野さんの新選組シリーズ第三段。斉藤さんのお話です。
新選組も北上の時期になると内部でごちゃごちゃし始めて難しいなあと思っていたのですが、これを読んでなるほど…と勉強になりました。
もう少し幕末あたり勉強しないと幕末好きとは名乗れないな…

自分の誠を求めて生きる姿はカッコイイ。そして土方さんもイケメン。
しかし、集団の心理は怖い。会津の人たちの心意気は感心する反面、自ら命を絶つ必要はないのに、って何かにとり憑かれるように命を懸けている姿が異常だと思った。
幕末それ自体が異常な時期だったのかもしれないけれど、それがすごく伝わってくる。

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2013年12月28日

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山口一・斉藤一・山口次郎・一瀬伝八・藤田五郎・・・彼の人生を4,5話で描くのは大変だっただろうな・・・

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2013年10月08日

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この方の新選組関連3作を読み。絵柄もエピソードの入れ方もザ・少女漫画なんだけど、作者の新選組愛がすごい。

で、この斎藤一も良かったです…特に顔(そこか)
しかし、このうっすらBL風味は何なのか? 新選組系あるあるなのか? 

ともかく、話はけっこう事前知識ないとわかんない感じだけど、これをきっかけにググったりして、会津戦争とかに詳しくなる、という。一石二鳥(?)
会津藩とのつながりとか、結婚エピソードとか、謎の多い斎藤一だからこそ創作できる話なんだろうなー。創作意欲をかきたてるというか。

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2021年05月30日

購入済み

会津が舞台のものは珍しいし、たくさん詰め込んであるなあ…という印象でした。おもしろかったです。
ただ、右差しで有名な斉藤がなぜすべて逆に??(表紙まで…)実は右利きだったのか??たくさん勉強されて描かれているのに、その点だけが目にする度に残念でなりませんでした。ので、その分の☆マイナス。

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2018年04月03日

Posted by ブクログ

菅野さんの新選組シリーズ。斎藤一に焦点を当てたお話です。ある程度新選組に対する知識がないとわかりにくいかもしれません。

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2013年09月22日

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