【感想・ネタバレ】死んだライオンのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2018年01月21日

落ちこぼれスパイたちの「泥沼の家」シリーズ2作目。
おもしろい!
今回は、ラムの天才的なひらめきや働きはあまりみえなかったけど、新しいキャラクターも登場し、また今後が楽しみ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年12月26日

一人の元スパイが心臓発作で死んだ。その死に疑惑を抱く者はいない…ジャクソン・ラム以外は。スパイは死ぬまでスパイだ。スパイが死んだなら、そこには必ず何かがあるはずなのだ。はたせるかな男はメッセージを遺していた。ただ一語“蝉”―それは旧ソ連の幻のスパイにかかわる暗号名だった!ラム率いる“泥沼の家”の落第...続きを読むスパイたちが、動き出す。『窓際のスパイ』に続く会心の痛快作。英国推理作家規会賞ゴールドダガー賞受賞!

あっさりレギュラーが退場したり、「ダイ・ハード」ばりののアクションがあったりと、いろいろな意味で「ひょうひょうと」裏切られる感じ。でも悪くないです。

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Posted by ブクログ 2022年12月25日

人の恨みは果てしなく、死ぬまで纏わり憑く。
戦時中に拉致し拷問にかけた本人が、その目の前で「蝉」(心臓麻痺)にやられた。ロシア、イギリスでのスパイ工作は互いに罠を仕掛け、囮をかけ、相手を揺さぶり、スパイを引き出す。元スパイが昔の恨みから同僚のスパイを死へと追い込む。現代でも繰り返しながらスパイを見つ...続きを読むけ出しているに違いない。

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Posted by ブクログ 2022年09月03日

失敗から閑職に追いやられた落ちこぼれスパイ(遅い馬)たちの活躍を描く第二作目。
今回はかつて英国の下っ端のスパイだった老人が心臓発作を起こしてバス内で無くなったことに端を発し、それが旧ソ連時代、ベルリンの壁崩壊時に生き残る場を探して西側で冬眠することになったKGBスパイの残党(蝉)の捜索に発展してい...続きを読むく。

読み終わって振り返ってみると、結構ページ数の多い作品なのだが、最初の半分はほとんど動きがなく、死んだ老スパイの地味な背景調査とロシアの要人警備の話。それでもぐいぐい読ませる。
主要な登場人物、泥沼の家ので長であるジャクソン・ラム、遅い馬の一人リヴァー・カードライト、同じく遅い馬のメンバーであるミン・ハーパー、 とルイーザ・ガイのペア。この四名、三つのグループの行動が、短くカットされ乍交互に描かれていくので、場面切り替えの多さがテンポの良さを生んでいるのかもしれない。
個人的には後半の真相が大きく広げた風呂敷が少ししぼんでしまったかに見えるのが残念。
でも、いじめっ子キャラのスパイダー・ウェブが罰が当たって瀕死の重症を負ったから良しとする。きっと死なずに生き残って、自作でも意地悪してくるに違いない。、

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