あらすじ
表向きは和風コンビニ、襖を隔てた向こうの世界――裏町では、悪事を働く妖怪を取り締まる橘屋。酉ノ分店の跡取り娘である美咲は、海で保護された子供を父親のもとに返すため裏町の海へ向かう。だが申ノ分店の静花と一緒に、海賊に売り渡されてしまい……!? 美咲の婿、弘人の力を利用しようと企む如月水軍の狙いとは? そして不安を抱いていた弘人との恋に、美咲が見出した答えとは――!?
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Posted by ブクログ
シリーズ第6巻を読破。
前回、嫁の妖気に当てられ、危うく理性を飛ばしかけたムコ殿。
そんな自身を鍛えるために修行に行く弘人ですが…。
嫁がさみしがってるぞー、ムコどん。
笑
「天狐を生む可能性のある自分」だから弘人に選ばれたのではないかと悩む美咲。
これはいつかぶつかる問題ですね。
美咲も静花さんの言葉でとりあえず気持ちを切り替えて。
答えは美咲自身がちゃんと見つけたのだけれど、弘人の言葉でちゃんと昇華しきれたって感じかな?
巻数を重ねるごとにだんだん隠り世に慣れていってる美咲ですが、ふと思いました。
たまには現し世側のお話も読んでみたいなあ、と。
美咲の友だちとか、そういうのんびりのほほんなお話。
短編でいいからぜひとも読んでみたい。
序章のモノローグは颯太だったんだな。
読み返して気づきました(^-^;)
それにしても表紙の美咲(&妖狐ver.)がべっぴんさんで(*´Д`)ハアハア
弘人がねたまげふんげふんうらやましいです。
笑
Posted by ブクログ
前巻で予想していたとおり、弘人が自分を選んだのは、天狐の血脈だったからって、もやもや悩みはじめた美咲。
一方、弘人は弘人で、自分を鍛えに1ヶ月も美咲をほっぽった挙げ句に、自分の中では完結したみたいですけど、ほったらかしはよくないかなぁ。
美咲の悩むところを他に男ができた?とかって、焦ってくれたらいいんだけど、弘人さんは、そこまではなかったなぁ。
今回はタイトルにもあるように、海の妖怪がいっぱいです。
最初の導入のところのがよく分からなかったですけど、最後まで読むと、美咲と颯太って分かりました。声が出てない颯太はかわいいんだけど、声が出るようになったときの毒舌ぶりには、美咲たちでなくても、目が点になりそうです。
私的には、あまり進展がないので、そろそろ、終わってもいいかなぁなんて思うのですけど、まだ続きそうですね。