【感想・ネタバレ】うちの子になりなよ ある漫画家の里親入門のレビュー

あらすじ

そうか! その手があったか! 子どもがほしい…。6年間で600万円、不妊治療のどん底で見つけた希望の光。里親研修を受け、待望の赤ちゃんを預かった著者(40代・男)が瑞々しくも正直に綴る、新しいタイプの子育てエッセイ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

漫画家の筆者、里親になるという普通ではなかなかない境遇で、赤ちゃんを授かる。一から始めた赤ちゃんとの付き合い、一つづつ家族になってゆくにつれ、愛情も深まり今では、実親からの「返して」が一番恐怖。決して売れっ子ではなく、自分で道楽してる、、と言わしめる仕事を通して、四コマ漫画もふんだんに、赤ちゃんとの日常の発見を描く。里親制度に関しても、詳しく説明。自分たちがどんな経過を辿って里親になろうと思ったのか、自己反省も含め赤裸々に告白。かっこつけていない文章に共鳴。子育てに悩む姿は実の子に対してと変わりません。
子を持ちたいと思う理由にも、とても興味深い事情がありました、「自分だけがよければいいのか?」と、
思い至った筆者の心情にも注目。

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2016年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

血の繋がりって何なんだろうなぁ。
私にとって、ウチの子と姉のほうの姪っ子達は何ものにも替えがたい宝なんやけど
弟のほうの甥姪は1~2回しか会ったことないせいか、ずっと隣家に住んでいた親友の子どもらのほうが彼らより愛おしく感じるんだよね。
そんな環境もあって、里子って何なの?と思って手に取ってみた本。
 ■ ■ ■ ■ ■ 
この本の著者さんご一家は赤ちゃんに対して過ぎない程度に手間暇愛情だだ注ぎでね、とっても微笑ましい。
人間だもの、相性はあるやろし生まれについての葛藤も生まれるやろうし、ぶっちゃけ将来は判らないけど。この赤ちゃんはここのご一家に注いでもらった愛情を生涯「あたりまえ」のものとして生きていける幸運をゲットできたんだよねぇ。
良かったねぇぇぇ(感涙)
 ■ ■ ■ ■ ■ 
後半は痛くて哀しい。
自分が「親」であり「子」を育てられている幸せを「あたりまえ」として生活しているぶん痛くて哀しい。

どうか赤ちゃんも実子ちゃんもウチの子もヨソの子もみんな幸せであれ。

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2016年05月17日

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