【感想・ネタバレ】その「1錠」が脳をダメにする 薬剤師が教える 薬の害がわかる本のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2019年2冊目。5.5/10点

ピロリ菌の除去も実は結構疑わしいというのは初耳。高城剛がメルマガで書いていたのは知っていたが、それはあくまでも彼の個人的体験だと思っていた。そうではないのか?

とりあえず気になっているのは、半分ほど読んで薬批判がつらつら並んでいるが、代案がほぼ無い事だ。生活習慣や食事に気を付けましょう程度。その詳細も書かれていない。この先出てくるのか?

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前回気になっていた「こうしましょう」という内容の詳細。それは後半に集中しており、大きくまとめると「食事と運動」になる。
正直、読後の印象としては後半にいくにつれてどんどん胡散臭さが増していった。具体的に書く。

P184.(インナーマッスルは)「鍛えれば鍛えるほど筋肉の質を無限に高めることができ、何歳になっても衰えません。」
いやいやいや、無限って何ですか?鍛えたらダイヤモンドより硬くなったりするんですか?無限ってそういう事でしょう。

P154.「ダイエット食品でやせると、必ずリバウンドする」
という事は100%なの?しかし本文を読んでも「必ずリバウンドする」根拠は書かれていない。何で必ずってつけられるんだろう?それをつける事で胡散臭い印象になってしまうと思うんだけど。

読み進めるほど著者に不信感を抱いてしまった。「薬は控えめに」という事自体、1ミリも異論はない。しかし根拠がすっぽ抜けてたり、表現が過剰だったりするところを見ると、事例も恣意的に偏った事例を集めているんじゃないかと思えてしまう。

知識自体、新鮮だったのはピロリ菌のくだりくらいであとはだいたい既知。内容は「悪くはないんだろうけど、良いとは言えない」。特に表現が。

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2019年01月09日

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