あらすじ 我らが主人公メヴルト・カラタシュは、12歳のときに故郷の村からイスタンブルに移り住む。昼間は学校に通い、夜は父とともにトルコの伝統的飲料ボザを売り歩く日々を重ねて、彼は次第に大都会になじんでいく。そしてある日、彼はいとこの結婚披露宴で運命の恋をした――ノーベル文学賞作家が描く、ある男の半生と恋と夢、そして変わりゆく時代。『わたしの名は赤』でノーベル文学賞を受賞した著者の新たな代表作となる傑作長篇。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #ほのぼの #癒やされる #切ない すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ ネタバレ イスタンブールの路上で呼び売りをする少年。田舎から父について出てきて以来、いろいろなライフイベントを経験しながら年齢を重ねる姿を描く。 田舎出身の貧しい主人公の意識や親戚づきあいなどの有り様と、40年前から現在へ至るイスタンブールの変遷が興味深く読めた。 貧しいけれど主人公は素直で優しい男だ。いつま...続きを読むでも少年のような純朴さが、ちょっと古めの少年向けの物語のようでもある。 個人的には、現代的なトルコの友人から聞くより時代が周回遅れのように感じられ、トルコの現実について考えさせられる。 0 2017年12月05日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 1巻へ 前巻へ 次巻へ 最新刊へ 僕の違和感 上の作品詳細に戻る シリーズ作品レビュー 僕の違和感 上 僕の違和感 下 「小説」ランキング 「小説」ランキングの一覧へ