【感想・ネタバレ】マルドゥック・アノニマス 2のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前作からサム弁護士の遺志を継ぎ、クインテットへの潜入捜査及び犯罪者のリストメーカーとなるべく奔走するウフコック。
ただ、そこではハンターの緻密な戦略のもとアンダーグラウンドをあっという間に制圧する悪徳の極みたるクインテットを傍観するしかなかったウフコック。いっときバロットに癒されたが、すぐに潜入捜査に戻ってしまった。かれが隠してしまった感情は、彼女に対する恋慕やそれに付随する形の思い遣りなどかな。と想像しつつ読み進めていた。
また、『マルドゥック・フラグメンツ』で描かれていたエンジェルの登場など、敵方と思われる人物ばっかり出てくるわ、ウフコックは相変わらずガス室からのレポートであるなど、全く希望をわかせない今作であった。

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2022年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2018/8 4冊目(2018年通算117冊目)。クインテットのハンターが、マルドゥックシティの「均一化」を目指し、色々な勢力と対決して制圧していく出来事を淡々とウフコックが語るという話の筋。その過程を丁寧に語っているのはいいが、少し読んでいて心が折れそうになった。終盤、クインテットが何をしようとしているのか、「上」とクインテットの「敵」の存在が分かるにつれて話が理解できる。話の風呂敷が広がりすぎてどこから理解していこうか戸惑うが、クインテットの行く末に焦点を当てて3巻目を読んでいきたいと思う。

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2018年08月10日

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