あらすじ
周三は銀行で不良債権処理に追われる日々を送ったのち、早期自主退職し、長らく封印してきた登山を再開するつもりでいた。だが母子家庭支援のNPOバンクに関わることに。周三自身は母親と義絶していたが、その母親が今、死に瀕しているという。人生の岐路に立った男が自分を見つめ直すとき。共感と静かな感動を呼ぶ長編小説。
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Posted by ブクログ
元銀行員が新たな道として選んだのは、母子家庭を支援するNPOバンク。人生の岐路に立つ男が自分を見つめ直す長編小説。
人間には常に支えが必要だと思う。それは、家族であったり友人知人だったり、夢や趣味だったり。人生の行き先に迷った時、絶体絶命の時に、支えがあるかないかで選択の正誤が決まる。