あらすじ
齋藤孝の「書く技術」の集大成!! メールや企画書作りなど、社会人が仕事で成功するために必要な技術のすべてを、齋藤孝がわかりやすく詳しく解説します。終章には、書くために役立つ究極の40冊リスト付き!
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Posted by ブクログ
人の心を動かすような文章をかけるかどうかがとわれる
自分の本当の部分を出せているか!という文章
文章に現れるその人の人格が求められている
文章に個人の特徴、特性を盛り込んでいくちから
個人として信用されるかという人間性
実用性と個の感情を両輪にしてまわしていくことが書く力を極めるスタート
発見や新しい認識、気付きが盛り込まれた文章、読んだ人の完成を深め創造力を刺激する力
あなた自身の言葉で書いた文章によって、読んだ人がなにかしらインスパイア触発される文章が最終目標
企業がもとまているのは、もののみ方が多角的で変化に柔軟に対応できかつ積極的な人材
企業や社会が社会人に求めるのは、めの付け所がいい!面白い視点を持っているのといったぽいんとにくわえ、段取りがうまい、人と生産的なコミュがとれる、新しい提案ができる、情報を収集してうまく活用できるといった坪をおさえた文章
よむかくはなす、きくをれんどう 人は成長し続ける
Posted by ブクログ
私は仕事柄、文章力が必要なのだが、悩まされることが多く頼らせてもらった。
ビジネスマンが文章を書く際の基本的なスタンスと、仕事術みたいなことが中心に書かかれてある。
面白い文章の書き方というよりは、小論文のような論理的な文章の書き方といった感じ。
以下、備忘録。
・テープレコーダーに文章を綴るように話し、それを聞きながら書き起こすことで、常に最後の着地点を意識して話せるようになる。
→書くのが早くなる
・自分の本当の部分を出せている人の文章は、魅力的。
個人の特徴、特性を盛り込む力。
・当事者意識をもつこと。小論文においては、当事者意識をもって問題に取り組まれるかが問われる。
→日頃から考えているのが第1。テクニックは個人的なエピソードを盛り込む。
・小論文、企画書などの論理的かつ客観的な文章を構成するプロセスは、
1.書きたいテーマを見つける
2.テーマから3つのコンセプト、言いたいことを作る
3.3つのキーコンセプトを結びつけて文章を構築する。
→過不足ない文章を作れる
→三つの要素の基準は、一つ一つが柱として成り立つか。
・巨視的な視点と個としての視点の2つをもつ。
・文章に必要なのは、発見や新たな視点が含まれている。
・文脈を繋げる力は、人の話を聞きながらメモを取り、それを繋げてひとつの文章にする、ことで鍛えられる
・最後の一文だけは最初に決める。次にタイトルを決める。
結論を「チームワークは大切だ」のような当たり前のことにする場合、言い換えが必要。例えば「チームワークはあやとり感覚だ」のように、一見離れたものを結びつけることで斬新な意味を生み出す。
・三段論法を使う
大前提 人間は死ぬ
小前提 ソクラテスは人間である
結論 故にソクラテスは死ぬ
納得感を与えられる。
・ビジネス文書は透明度の高い文章を書く。
まず、この文書が何について書いたものなのか。そして何がどうなったのでどうしたいのかという要件を、最初の3行で示す。
事実と感想を混ぜない。判断には必ず理由をつける。
・意味の含有率はとても重要。
短い字数に多くの意味を込める。
・修正は早くする。
・新書は、ビジネスパーソンの書く力を伸ばすために絶対読むべき。
各分野の専門知識がコンパクトに詰まっている。
・正、反、合の1人弁証法
賛成と反対の立場で考える。この考え方で書かれた文章は納得させる力を秘めている。
複数の視点を持った思考も鍛えられる。
・引用をすればお得感を出せる
引用が凡庸だと意味が無い。あまり知られてない言葉をもってくるべき。
・文体を確立する。その人なりのスタイルを獲得しているかどうかも魅力に関係する。