【感想・ネタバレ】孫子・戦略・クラウゼヴィッツ--その活用の方程式のレビュー

あらすじ

戦略の名著2冊のエッセンスと活用法が、この1冊でわかる! 二つとも「勝利」への道を描きながら、正反対の立場にあることに注目。「一度きりの決闘」を前提にする『孫子』と、「負けても捲土重来の機会がある戦い」を想定する『戦争論』。兵の配置・駆け引きは違う。本書はこの対極の思想を並べ、現代の企業経営に通じる、「闘う時期」と「闘う方法」を説く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いったん逃げたり強い者の傘下に収まることは、それが即、負けを意味するわけではない。やり直したり、復活する機会さえうまく確保しておければ、常に最後の勝者になる道が残されているのだ。自分が劣勢なのに、無理に戦って全滅してしまうようなやり方を、孫子はとらなかった。現実に柔軟に対処しながら、最後に笑う方法を考えるのが、孫子にとっての合理的な戦略だったのだ。
⇒逃げることは悪ではない!

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2021年02月19日

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