【感想・ネタバレ】イタリア貴族と飛べない小鳥のレビュー

あらすじ

「きみは最高にきれいだ」彼は本気でそう言っているの?

社交界にデビューして数年になる伯爵令嬢のクレッシーは、いつまでたっても嫁ぎ先が決まらず、肩身の狭い日々を送っている。5人姉妹の中でいちばん不器量なわたし。一生花嫁にはなれないのかしら?そんなある日、娘を政略結婚の駒としか考えていない父親から、とどめを刺すような命令が飛んできた。“今年はもう社交界に顔を出さず、弟たちの家庭教師をしろ”しかたなくやってきた田舎の屋敷で顔を合わせたのは、信じられないほど美しい男性、ジョヴァンニ・ディ・マッテオ。クレッシーは熱い視線を送ってくる彼に戸惑いながらも魅せられる。彼が身分を偽って英国に来たイタリアの伯爵家の御曹司だとは思わずに。

■瞬く間にヒストリカル・スペシャルの人気作家となったM・ケイ。屋根裏部屋で繰り広げられる官能の世界――作家得意の耽美ロマンスをご堪能ください。ヒロインは、『アラビアのプリンスと私』で脇を固めていたアームストロング家の三女クレッシーです。

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背景が、アトリエと貴族の館にいる主人公達の心理描写がメイン。主人公の心情が上手く描写されていますが、惹かれている二人がくっつくようでくっつかず、じっれったく、読むのに時間がかかってしまいました。

ユニークで一人で生きていく計画があるヒロインは、身分違いでも結婚の形にこだわらなくても平気で愛を貫くという、現代風の精神がヒストリカルの作品では新鮮でした。

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2021年10月12日

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