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Posted by ブクログ
前から気になっていた本。
初めてのフランス劇。シェイクスピアに慣れているので、最初の群衆劇に「一体どう始まるのか??」と不安になりながらも、言葉の選び方・翻訳の仕方はシェイクスピアに負けず劣らず。
若干のネタバレをしていたので、シラノの態度(あるいはツンデレにも見えるような?!)に悲しみを持ってしまった。報われないのにそばにいるって言わないけど素敵だな。
Posted by ブクログ
少し文体が独特なため
初めて戯曲を読む人には
お勧めはできないかな、という感じです。
中身は面白いですよ。
たといシラノのように
腕が立ち、立派な人間にすら
弱さがあるのです。
それは「醜いほどの鼻」だったのです。
シラノは従妹のロクサーヌに恋心を
抱いていたのです。
ですがそのコンプレックスゆえに…
それは、彼の言葉を借りた青年によって
見事成就はするものの
その青年も死んでしまうのです。
なんと言うか、悲しいです。
少しの本当の勇気がシラノにあれば
よかったのに…