【感想・ネタバレ】イカロスの誕生日のレビュー

あらすじ

そこは、わずかな割合で有翼人(イカロス)が生まれる世界の日本――自由奔放な性格の女子高生・自在はるかは、奇跡的に大学に合格して、気ままな学生生活を送ることができると思っていた。しかし、国会でイカロスを社会的に監視する法案が可決されたことにともない、はるかの合格は無効になり、空を飛ぶことにも政府の許可が必要になってしまう。真綿で首を締めるようにイカロスへの規制が厳しくなっていき、やがてそれは、人間とイカロスとの決定的な対立へと向かっていく。果たして、はるかの運命は!?2000年にNHK-FMでラジオ・ドラマ化もされた、著者初期作品の傑作が加筆・修正の上、復活!!

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Posted by ブクログ

小川一水初期作の再刊。これは良作です。小川作品(特に現代もの)の女性像が少し苦手(不自然?)なのですが、本作はOKの範囲かなと。あと、テーマ性(進化?)があるのがよかったです。ゆうきまさみの表紙もあってますね。

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2016年01月06日

Posted by ブクログ

翼を持って生まれるイカロス、ルールに従わない性癖を持つと迫害される。仲間をつくり、飛び方をトレーニング。政府との戦いを避け、理解者を得て、自由に生きるまで。

あとがきで書かれていた、若気の至りで無茶をやったものだ、だけど若かったなりに良かった話ではないのか、というのが裏話的で面白かった。空を飛ぶのが好きというのも。

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2019年04月14日

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