【感想・ネタバレ】亀裂のレビュー

あらすじ

“現代”の象徴ともみられる、重く混沌とした“亀裂の世界”にその身を横たえようとしながら、にもかかわらず、決して“亀裂それ自体”にはなりえない青年作家・都築明を中心に、“亀裂の世界”に棲む人々――若い拳闘家・神島、女優・泉井涼子、少年テロリスト、右翼ボス・高倉、殺し屋・浅井といった面々の愛欲、権勢欲、物欲、殺人などを描き出して、挑戦にみちた問題作。

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Posted by ブクログ

「?馬鹿な、勝手にしやがれ?彼はそうした自覚を自分に許したくはなかった。」

紹介本と異なり私の手元にあるのは外箱付きの70年発行の文藝春秋社刊。

そう中上健次も大江健三郎も、そして石原慎太郎も初期がいい。

特に都知事にならずにずっと書いて欲しかった私は、文庫とかで読んだくせに昔の単行本を探してまた読む。

何しろ初期は短くて数少ないのです。

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2011年09月01日

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