あらすじ
ラマ神聖王国は未曽有の大災害に見舞われ、第一王女のシェリナは、復興資金を得るためにハンルーザ商人同盟の首領、ルフト・アッカーマンと政略結婚させられることに。そのお見合いの席で、ルフトは結婚に乗り気ではないと宣言する。破談にされたら、国は滅びてしまう。シェリナは見合いの席でルフトに純潔を捧げる覚悟を告げる。するとルフトはシェリナをすぐさま抱きすくめ……!!
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通じた真心
王女が国の窮乏を救うために商人の元へ嫁ぐお話しでした。白薔薇王女と呼ばれるほど気品ある美しい王女シェリナですが、夫となった商人ルフトの理不尽な人柄や不器用さ、無骨さに、この結婚本当に大丈夫? とハラハラしました。でも王女の旦那様を純粋に慕う気持ちがルフトにも伝わって、最後はハッピー。よかった、よかった。王女と商人ですから、「姫さん」「ダンナさま」と呼ぶ二人の会話はなかなか面白かったです。
キャラクター達が好きでした
全体的に面白かったです。
序盤のバッタが生々しくきつかったですが、それさえ気にしなければ展開もキャラクター達も好きでしたね。
シェリナの身売りするために覚悟を決めたところや、なんだかんだ言いながらシェリナに惚れているルフトが良かったです。二人が本当の意味で結ばれたところは特に好きでした。イラストはどの絵もよかったです。