あらすじ
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坂本龍馬、土方歳三、西郷隆盛、勝海舟……幕末の偉人8人が、2頭身のかわいいキャラになって登場! 偉人たちの一生と歴史の流れを、面白くわかりやすくコミックで解説。思いっきり笑えて、深く学べる日本史本、誕生!
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Posted by ブクログ
「女子のための」ってタイトルに引っかかりつつも・・・
これが大爆笑するぐらいにおもしろい!!!!
解釈が今風すぎるぐらい今風なのと、まめこさんのマンガ表現がすごくマッチしているのがいい。
一番のおすすめは岩倉具視の章。
確かにこの人、公武合体策をすすめたことで不信を買って朝廷を追い出されたり、蟄居生活を強いられた上、転々とさせられたりと不遇な時期がありました。
そんな頃をまめこさんのマンガで表現すると・・・
・蟄居している家の中にpunpun191マークと黒い靄が渦巻いていて、真ん中に怒り顔の岩倉。家の外には「あの家なにか黒いもやが・・」とつぶやくまめこさん一家。
また、外遊後の征韓論争のところにはマリオネットになっている西郷が
「オカエリナサーイ。キミタチノ席ハモウナイヨ」と言っているところなんて思わず
「征韓論争ってそういうことやったん???」と思わず目を丸くしていしまいました。
正直、この解釈はかなり新鮮!と思いましたわ。
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幕末はそれぞれの人物伝を読むほうが理解が早いのではないかと思います。
そういう意味でもこの本は、入門書にぴったりかも。
ただ、解釈がすっごい今風すぎるので、最初に他の入門書で軽く理解しておいてから読むほうが「こんな解釈のしかたがあったのか!」と思えてますます楽しくなると思います。征韓論なんて超!新鮮でしたしね(笑)
一方、ガッツリ幕末を知っている方からは、不謹慎といわれそうな表現もあるので、オチャラケが嫌いな方にはオススメはできないかもしれませんが・・・。
Posted by ブクログ
マンガです。
見ての通り、かるーい感じ(?)のタッチなので、自分の中の土方像となんかちがう・・・(`Δ´)
と、ならずに済みました。
右上のバラガキが土方さんですね
幕末の偉人たちを主人公にひとり20ページほどのマンガで生涯を描いています。
登場するのはこの方々↓↓
●坂本龍馬
●土方歳三
●勝海舟
●西郷隆盛
●大久保利通
●岩倉具視
●木戸孝允
●高杉晋作
歴史好きな人には「そんなの常識」な内容かもですが。
絵がかわいくて、どんな場面もクスッと笑える書かれ方になってます。
土方さんの回では浪士組結成の過程を
「TO松平容保サマ 荒れてる京都、警備したいんだけどいいすか?」
「いいよ! 容保」
みたいな・・・
土方さんに関しては全部知ってることでしたが、
あまり詳しく知らなかった方に関しては、さらっと内容が入ってくるので良かったです。
“女子のための”ですからね。
幕末に興味を持ち始めた方の一冊目に。