【感想・ネタバレ】ダンシング・ウィズ・トムキャットのレビュー

あらすじ

海上自衛隊は、アメリカから払い下げてもらった空母〈キティホーク〉を改装し、ついでにノースロップ・グラマン社の倉庫に眠っていたF14も買い取って運用していた。そのF14──トムキャットで洋上訓練をしていた防衛大学校4年生の藍羽祥子に、遭難した漁船の位置確認の命令が下った。向かうは尖閣諸島の魚釣島。果たして祥子は、そこで何を見るのか!?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

海自がF-35B導入までの『つなぎ』として、購入したキティホークにF-14乗せてる世界と聞いたら買っちゃうでしょ(^^;

航空機搭載領域警備艦『飛鷹』の帽子とパッチ欲しい。続き楽しみ

0
2018年10月14日

Posted by ブクログ

4.4
面白かった。
戦闘機モノですね。
ただ、空自ではなく海自というところが、新鮮でした。
トムキャットの部隊マークがなにげに可愛いです。

0
2020年11月23日

Posted by ブクログ

尖閣諸島を含む東シナ海を取り巻く環境は、中国の太平洋進出、一帯一路政策と相まってエスカレートする一方である。これをテーマにした作品は数多く存在し、夏見氏も佳作を認めている。今までの作品が航空自衛隊の主力航空機であるイーグルをテーマにしていたのに対し、今回の作品は中古のキティーホークとF-14を護衛艦 出雲とF-35Bの組み合わせの繋ぎとして担ぎだした。もつともF-14とF-15が作品の上での違いは、艦載機か否かぐらいしか違いがないが。そして今回の主人公もヒロインである。このあたりは夏見氏の拘りなのかもしれない。キティーホークへの着艦やり直しポルターの間、いきなり哨戒活動に振り向けられ、そこで中国機と思われるJ-7と相見え、海上保安庁の救難ヘリを撃墜した敵機を撃墜する。前半部のドックファイトのスリリングな筆致は健在であり、エンターテイメント書きとして十分な力量を存分に示している。

0
2018年07月05日

「SF・ファンタジー」ランキング