あらすじ
逆らわぬよう、躾けられた。 黒川財閥に仕える関口家の子供である巴は、黒川の次男・長次郎の「犬」として有名。幼い頃は仲が良かったはずの二人だったが、今や巴は、一方的に長次郎に疎まれ、虐げられる。そんな巴を学友らは遠巻きにしていたが、全く気にせず巴に接してくれる男が現れ…?
...続きを読む感情タグBEST3
匿名
なぜ、肌が白い男は抱かれる側なんだ?
工場で、片目膿んだら、まずは病院行かせてあげなよ。
最後は切手のくだりから居場所がわかり
工場から救い出されたからよかったものの、あんな生活したらだめだよ。
胸痛かった。
続きを....
東京タワーができる前の話です。
言い家の次男坊の黒川と代々黒川家に仕えてきた関口の主従に結ばれた2人の話です。
お互いがお互いを思いすぎてこじれにこじれた2人が、関口がお調子者の嶋と仲良くなることによって話が進みます。
黒川の関口に対する執着が読書には分かりますが、関口本人には全く通じていません。
それどころか黒川の兄の登場によってさらにこじれて、かなり関口は酷い目に合います。
時代背景を考えると仕方ないのかなって思いますが、関口逃げてもいいんだよ〜ってなりました😭
最後は兄との確執や家のことは解決しませんが2人はハッピーエンドでほんと良かった。
続きが読みたすぎる〜🥲︎
匿名
泣ける•••
泣きました。主人公がかなりひどい目にあっていますが、ストーリー的には面白かったです。お友達が明るい子だったのが救いというか、あまり暗くならずにすんでいます。
不憫
不憫受け好きな方はいいと思う
レイプとか暴力などの描写が出てきますが割りとライトなので私はそこまでではなかったです
攻めのデレが最後の少ししかないですが途中見せる並々ならぬ執着から巴に対する想いは汲めたので別に私は気にならなかったかな
Posted by ブクログ
これでお終い?
広げた風呂敷が半分ぐらいしか畳まれてないので、もやもやがすっごく残る。
タイトルの「いぬのなまえ」てあの死なせてしまった拾った犬と巴ちゃんのことを掛けてるんでしょうが、でも結局「名付けなかった」って………………
主従関係、しかもご主人様と犬の関係って大好物なので期待して読んだら、東京タワー作ってる最中の時代の話でびっくり。てっきり大正時代あたりが舞台かと思った。
その主従関係も一方的な支配で甘さがなく険悪な仲で、とはいえなんだかんだで両片思いなんだろうなーと思ってたけど、気持ちがいいほどにデレがなくて、最後まで読むのが辛かった。
そして、家出した円ちゃんのあまりの転落っぷりに唖然として言葉がなかった。これ、お帰り&仲直りエッチあるだろうと期待したのになくて終わってしまって、肩透かし感はんぱなかった。
これ、結局は思いが通じ合って両思いになったって理解してもいいんだよね?
跡継ぎじゃなくなった長次郎さんのその後とか底意地悪いにーちゃんのこととか、円ちゃんのその後の身の振り方とかとてもとても気になるので、続きが読みたい。
作品の息苦しさ仄暗さはとても好み。