【感想・ネタバレ】影王の都のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年08月31日

所々消化不良な感じがあるけど、まあ、受賞作で新人さんということでその辺りは仕方のないことかな、と。さらっと流されている設定と時間軸の入り混じり具合がちょっと説明不足で、途中で「???」となっている部分はあり。

ただ、もう、髑髏のキャラがとにかくよかった。これだけでキャラクターの勝利だよって思った。

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Posted by ブクログ 2019年02月16日

以前から気になって本。色々視点が変わって読みにくいかと思ったけど、結局それぞれがどうなるのか気になって目が離せなかった。兄のガレルーンがかわいそう…

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Posted by ブクログ 2018年10月02日

 第1回創元ファンタジイ新人賞特別賞受賞作。

 巻末の選評で三村美衣が「まさにこれぞファンタジイ」と述べているように、世界観も道具立ても人物造形もどれもがファンタジー小説の「王道」で、文章はいかにも若書きだが(形容表現の引き出しが少ない、心理描写の書き込み不足)、構成がしっかりしているため完成度は...続きを読む高い。ただし物語のたたみ方が綺麗事すぎて甘すぎる。この世界観と展開ならばもっとビターな結末の方が余韻が残ると思った。

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Posted by ブクログ 2017年09月02日

しかけが良い。ただ前半で匂わせがないので(気づかなかったので)、そうなんだ、と思うに留まる。違和感を解消するカタルシスという風ではない。でも説明自体は分かりやすく、すらっと事情が飲み込めるのでストレスにはならない。

ギミックの解除部分は、じゃっかん「??」となる。なぜ過去にできなかったことができる...続きを読むようになったのか、よく分からなかった。

読みやすく、まとまりが良い。今後の作品で雰囲気が違うものが出てきたら読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2016年06月13日

本屋で偶然目についたので買った一冊。
感想としては…上下巻にしてもう少し深堀りして欲しい。
(と言えど「創元ファンタジイ新人賞」への応募作品だったので規定枚数しか書けなかったのだろうが)

ファンタジー小説に良くあるのは、細かい設定が作りこまれていること(e.g. どのような条件で魔法が発動するか、...続きを読むどういった素材を使えば魔具が作れるか、など)。
細かく作りこまれるほど、世界観ははっきりし、ファンタジー好きにはたまらないが、逆に違和感も生まれやすく、ファンタジー苦手の読者には伝わりにくい。
それを踏まえた上で、この小説は良くも悪くも細かすぎる設定がされていない。魔法自体あまり出てこない上、出てきても「便利な道具」ぐらいな認識しかされていない。

小説自体は架空世界の話であり、読者の想像に委ねられる要素が多いため「ファンタジーの世界観」ではある。だが、細かい設定欠けている(または表現しきれていない)ため、ファンタジー好きとしては少し物足りない印象を受けた。

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