あらすじ
35歳の瑞子と23歳の千絵。何かと反目しあう二人が所属する第二販売部に、ロサンジェルスからきたエリート男性・冴木が配属された。いつの間にかお局さまと呼ばれている瑞子、自分より若い女子社員が入って焦り気味の千絵。それぞれの思惑を持って、冴木に近づくが……。一方の冴木も、何やらはっきりしない態度。誰もが感じる年齢の不安や、結婚や仕事に揺れる女心を語りつくす爽快恋愛小説。
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Posted by ブクログ
吉沢千絵は、短大卒一般職の23歳。
川原瑞子は、女子大卒総合職の35歳。
同じ総合燃料会社の第二販売部に所属するふたりは、
互いに「腰かけOL」「お局OL」と言い合い、反目し合っていた。
そんなある日、彼女たちの職場にロス帰りのイケメン、冴木がやってくる。
寿退職を狙う千絵、若い子たちをギャフンと言わせたい瑞子、それぞれの思惑を持って冴木に近づくが……。
冴木の正体については、瑞子の秘密裏の仕事に執拗に食いついてきたあたりから、薄々気づいていました。
でも最後に、対立していた千絵と瑞子が力を合わせてギャフンと言わせてくれて、スカッと!しました。
昨日の敵は今日の友、みたいな。
冴木も、千絵の彼氏も、瑞子の不倫相手も、どうも口がうまいというか、ダメ男なんだけどなぜか憎めない、っていうそんな感じがなんかいいですね♡
Posted by ブクログ
スッキリした!
中盤から、仕事の話にやけに食いつく冴木が怪しいなとは思っていた。実は、婚約者がいてスパイであったというありがちな展開ではあったが、やはり川原と千絵の復讐劇は爽快で読んでいて楽しかった。前にもOLが登場する小説を読んだが、OLというのはこんなにも退屈な仕事なのだろうか。冴木は出世コースからは外れたが、結婚の話も無くなったのか気になった。
タイトルは最後まで読むと理解できる。
Posted by ブクログ
23歳の35歳のOLの話。
どっちの年齢もすごくわかる今、ぐさぐさくる。
まあ最終的には冴木(中途採用イケメン高スペ)が隣の課からスパイとして送られてきてるのに気づいて2人でこらしめるけど。
23の劇団員の彼は本当にクズだけど、35の不倫相手はいろいろ情報をくれたりいいやつでした。これは年の功なのか
Posted by ブクログ
【あらすじ】
35歳の瑞子と23歳の千絵。何かと反目しあう二人が所属する第二販売部に、ロサンジェルスからきたエリート男性・冴木が配属された。いつの間にかお局さまと呼ばれている瑞子、自分より若い女子社員が入って焦り気味の千絵。それぞれの思惑を持って、冴木に近づくが…。一方の冴木も、何やらはっきりしない態度。誰もが感じる年齢の不安や、結婚や仕事に揺れる女心を語りつくす爽快恋愛小説。
【感想】