あらすじ
大学の頃から好きだった時男と3年かけて、ようやく恋人関係になれた奈月。なのに、この頃、時男のやさしさが見えない……。そんな時、時男の昔の恋人・小夜子が現れる。派手な化粧がよく似合う小夜子にひかれる時男。そして、奈月の前にも、以前に告白された協介が……。社会人としても3年目を迎え、すれ違う恋人たちの心と、その成長を女と男、それぞれの視点から丹念に綴った長編小説。
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Posted by ブクログ
解説は 下川香苗。岐阜県出身の作家。一世代下。
唯川恵が姉御のような存在なのに、
「ふつうの女の子の気持ち」
「痛みを自分で引き受ける潔さがなければ掌の中で守り続けることはできない。」
「彼女は歩き続けている。顔を上げて、自分の足で。」
登場人物の主人公と作家とも。
話の展開は、ぎくしゃくする感じがある。
現実はそんなものかもしれない。