【感想・ネタバレ】聖域のレビュー

あらすじ

異動先の編集部で、偶然目にした未発表の原稿『聖域』。なぜ途中で終わっているのか。なぜこんなに力のある作家が世に出ていないのか。過去を辿っていくと、この原稿に関わったものは、みな破滅の道へと進んでいる。口々に警告されるが、でも続きを読みたい、結末を知りたい。憑かれたように実藤は、失踪した作家、水名川泉を追い求め東北の地へ。そこで彼が触れたものは。長編サスペンスの傑作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

作中作。小説の中に、題材として小説の「本文」が入っている。

作中作に、終わりがないのは、そんなもんだろうという気がした。

巫女(いたこ)に対する記述が豊富で、口減らしのための方策については考えさせられた。

蝦夷に対する記述は尻すぼみで、何が書きたかったのかが分からなかった。

山で亡くなった女性に対する描写が中途半端なのは仕方が無いとして、だからどうだという決意みたいなものがあると嬉しかった。

もう一回手を入れて貰えると嬉しいかも。

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2013年03月13日

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