あらすじ
『「学力」の経済学』著者、中室牧子氏が「どうやって子どもをやる気にさせるのか、その明快な答えがここにある」と絶賛! “グローバルエリート”ムーギー・キムと超人気育児コラムニストのミセス・パンプキンによる画期的な一冊。一流のエリートへの膨大な取材を元に「成功する子」を育てるために親がすべきことを紹介!
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Posted by ブクログ
【気になった場所】
一流の子を育てる家庭教育
・勉強の楽しさや、自分は何が好きで何が得意かを気づかせること
・強い知的探究心を芽生えさせること
・視野を広げて、天職を見つけさせる
子どもは親の言うことは聞かないが、行動の真似はする
自由に決めさせる
・子どもに自由を与え、自分を探させる
→自分で決めさせ、自己認識を深める
・子どもに目標を設定させる
・進路は子どもの意思を尊重する
子どもの強い意志がないところに、湯水のような教育費は無駄
助け過ぎずサポートする
・自主性は尊重しつつアドバイスは与える
→任せるだけでは育たない
・選択肢を示し、最終決定は子どもに任す→選択の連続で判断力が養われる
・過保護に育てない
→失敗を通じて学ぶ機会の創出
自分らしさを育む
・個性を尊重する
→人と違ってもいいと教える
・「人に迷惑をかけるな」より「役に立て」
→過度な慎重さより、志が大切
・小さいことから自信をつけさせる
→小さな自信が伸びしろを生む
小学生の時期の塾選びの情報は、親が集めて子どもに提示するべき
子どもの視野を広げること
=自分は何が好きで、何に才能があり、どの分野なら競争に勝てるのかに気づかせ、その道に進む道筋につけてあげること
視野を広げる
・知的好奇心を刺激する
→知的充足感を覚えると、その後は放っておいても自発的に学び、自律的に成長していく
・読書
→読書はすべての学力の基礎
→まずは好きな本で読書を習慣化
→読書で視野が広がり、好奇心が強まり、親から言われなくても勉強するのが当たり前になる
親の応援は子どもの強いモチベーション
→物事を継続する力を育む
知的充足感を育む具体例
・理科や社会の図鑑や雑誌をたくさん買う
・本はいくらでも買っていいルール
・キャンプや旅行など
幸福な人生の大切な基本
→視野を広げ、自分と世界を知り、自分がやっていて楽しく、好きで、それでいて周りに喜ばれる仕事をすること
やり抜く力「グリット」を育む
→真剣に挑戦させ、簡単にはやめさせない
グリットを育む方法
・モチベーションを高める
→挑戦させ、応援して、期待を伝える
・真剣に最後まで続けさせる
→本気度を確かめ投資し、真剣でないと叱る
→失敗しても叱らない、怠けたら叱る
自分が起点になると、子どもは頑張れる
親の見識がなければ、子どもの挑戦や成長を阻む
一流のコミュニケーション能力を磨く
=聴いて、相手を理解する力
あらゆるビジネスの基本は、クライアントが何を欲しているのかを知ること
コミュニケーション能力を磨く方法
◆コミュニケーションに慣れさせる
・社交の場に参加させる
・書く習慣を身につけさせる
・外国語教育は、幼少期から慣れさせる
・小さい頃から、何でも話せる相手になる
◆異なる視点、価値観、感情を理解させる
・子どもと積極的に議論せよ
・親の価値観を押し付けない
・感情的にならず、理由を伝えて叱る
→怒るのではなく、気づかせる
◆心を通わせる習慣を身につけさせる
・感謝することの大切さを伝える
・相手の立場に立って考える癖をつけさせる
・動物を通じて思いやりの心を育む
→動物の命を扱う読書も効果的
感謝の気持ちの強さと人の出世はかなり高い相関関係にあり、感謝しまくっていればあらゆるところから助け船が押し寄せてくる
勉強のさせ方
◆習慣づけをする
・勉強を強制しない
・幼少期に学習習慣を贈る
・楽しく思考力を伸ばす
→「なぜ?」と問いかける
→「is to」遊び(夏は雨に対して冬は?雪)
◆勉強への動機付けをする
・勉強のメリットを教える
・教育環境で子どもは決まる
・勉強での競争意識を育む
・報酬を与える?
子どものモチベーションを高める方法
・学ぶ楽しさを教えること
・親の応援や頑張り
→自分がやることに対する納得感の醸成
親自身が「子どもの教育第一」の生活をする
→自然に勉強ができる環境を整えてあげる
→親自身が本を読み、学習している姿を見せる
いつか目標が見つかったときに、選択肢を狭めないためにも勉強が大切
Posted by ブクログ
一流の人材を周りに流されず自分の確固たる基準でぶれない判断ができるし、他人と自分が違うことに不安を感じず、自信満々にリスクを取って決断していく 子供の自主性と責任感、そして集中力を引き出すために、自分で目標を設定させることがいかに大切か 小さいことから自信をつけさせる
Posted by ブクログ
月並みだが、これは子育てでありつつ、部下育成の基本にも立ち返ることができる本である。
以下、読書メモ。
自由を与えゴールも目標も自分で決めさせる
自主性は尊重してもアドバイス・選択肢は十分に与える、アドバイスを与えるのに年齢は関係ない
個性を尊重し、人と違っていてもいい、と教える
人に迷惑をかけるな、ではなく、人の役に立て(過度な慎重さではなく志)
小さいことから自信をつけさせる
視野を広げ知的好奇心を目指す、読書は非常に重要
自分から興味を持ったことを応援する
賢さよりもモチベーションと根性が重要、失敗しても諦めずに立ち上がる力、ただし、真剣でない挑戦には意味がない、失敗しても感情的に叱るのではなく、そこから何を学ぶかに重点を置く
※天野篤医師は転んでも諦めなかった、一途一心