あらすじ
せっかく採用した新人を、一流に育てない手はありません。優秀な新人ほど、「この会社では成長できない」と思ったら他社へと逃げていきます。会社の命運は、新人を一流に育てられるか否かにかかっています。ところが現実は、OJTという名の「放置」。そして、「やっぱり今どきの新人は……」という偏見。それでは会社の成長は見込めません。今どきの新人は、彼らの上司や先輩とは違う傾向を持っていますが、優秀であることに変わりはありません。その傾向を知って躾ければ、立派に育っていくのです。新人育成は、上司や先輩にとっても重要なことです。新人育成のできる人こそがキャリアを築いていけます。本書では、有名企業各社で研修を手がける人材育成のプロが、やる気があり、実際にやりさえすれば、誰にでもできる新人育成法を実践的に解説しています。できるか、できないか、ではありません。やるか、やらないか、です。
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Posted by ブクログ
読んでいて、良い人なんだろうなあと思った。
あんまり自分の体験を押し出す書き方(若い頃こういう経験を経て育った。だからこれで大丈夫。)はしていないところには好感。
ただ、もうひとつ、本人の意思というか意図というか、
何を大事にしているのかが見えにくい感じがした。
「躾」というキーワードを選んだ理由がよくわからなかったなあと。
躾というと、どうしても、「まずはちゃんとやれ」的なイメージがあるのだけど
内容はむしろ「ロジカル」で、「こういうツールを使うといいよ」
とい話が多く(それ自体はいいのだけど)、
結局、何がしたいんだろう、という印象が強く残った。