あらすじ
一流ビジネスマンが持つ「3つ」のマインドとは? これさえ身につけば、たとえ会社をクビになっても、誰でも毎年1億以上稼ぎ、自由な時間を満喫できる! だから今は、自らを磨くために、会社と上司を徹底的に利用しよう。10万部突破したデビュー作『クビでも年収1億円』の著者が伝授する42の方法。
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Posted by ブクログ
サラリーマンとして勤めていたキャノンマーケティング時代には、営業部門で社長賞をとるなど、花形社員として活躍、趣味で活動していた路上バンドでは、メジャーデビューしたこともあり、副業としていたインターネットビジネスが年収1億円を越えたことが会社にバレ、解雇されたという経歴をもつ小玉歩さんの著書。
『社畜』をWikipediaで調べてみると、
「社畜(しゃちく)とは、主に日本で、勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化したサラリーマンの状態を揶揄したものである。『会社+家畜』からきた造語で、『会社人間』や『企業戦士』などよりも、皮肉が強く込められている言葉である。」と書かれている。
タイトルでは、仮面夫婦のような使い方の『仮面』をつけて、その『社畜』になることを勧めているので、会社では社畜のように振るまい、会社の信用や福利厚生、制度等を利用して、副業を有利に展開するための利用すべきポイントや、虎視眈々と起業のタイミングを計ろうという内容かと思ったけど、そういった内容が書かれているのは前半だけ。中盤から後半は、会社に縛られず、自分の時間をつくるために、人に任せられる仕事は人に任せたり、会社の飲み会に出席しなかったり、仕事を早く終わらせて定時退社したりと、自分の時間を生み出すための時間マネジメント本のようで、特に『仮面社畜』という印象はなく、会社を利用しているという話も特に印象に残らなかった。
日本のサラリーマンは、会社に守られている代わりに、会社に自分の時間と思考能力を完全に奪われている。
自分の人生でやってみたいこと、やるべきことを簡単に諦めず、行動さえすれば道はいくでもあることを知って、自分の思い込みで勝手に選択肢を減らすことのないようにしていきたい。
なにも悪いことをしようというのではない、与えられた仕事を期待以上にこなし、それだけの小さな枠に満足することなく、もっともっといろんな可能性を考えて、人生の目標を達成しつつ、いろんなものに貢献していきたい。
Posted by ブクログ
「作者はきっと、優秀だけど意地悪な人なんだなー」
「為にはなるけど、まねはできないやw」
と、読み進めていたら、あとがきに書かれた「書いてある文章に反感を覚えたのだとしたら、それは今までになかった価値観にであった証拠(ウロ)」みたいな文にあたり、なるほどと思ってしまった。
この場合の反感は、別に悪いものではないのね。