あらすじ 多彩な渡り鳥が飛来する池のほとりで暮らす千亜子。夫は老母の介護で実家に帰ったままだ。子供たちも出て行った。カラスのクロウと語り、林の生き物たちと交流し、牛飼い少女の物語の翻訳に打ち込む日々は、悪くはない。人道という偽善に付き合うよりも、生物としての死に場所を探したいからだ。美しくも激しい自然の中で、生と死に深い独自の眼差しを向けた新たなる感動小説。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #切ない #ドロドロ #共感する すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ これは鳥。心臓にペースメーカーを入れた初老の女性が池辺に住んでいる。夫は老母の介護で家をしばらく出ている。池に来る鳥たちを、夫婦は異なる方法で観察して愛でる。穏やかそうな60女の内面は、悪意で直接的なアホ行動に出ない分、不気味で、でもふっとほどける時がある。 0 2012年06月19日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 池辺の棲家の作品詳細に戻る 「小説」ランキング 「小説」ランキングの一覧へ