【感想・ネタバレ】をんな紋 あふれやまぬ川のレビュー

あらすじ

いつの時代も忍耐を強いられるのは女――。昭和十九年。五人の子供に恵まれ、大店のお家はんとして過ごす柚喜だったが、その穏やかな日々にも戦争の暗い影が忍び寄ってくる。太平洋戦争が長引くなか、想いをあきらめ、夢を捨て、家を守るためにだけ懸命に生きた女たち。血脈の愛しさと切なさを赤裸々に描き、母と娘の絆を問う壮大な家族の物語、感動の完結。

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Posted by ブクログ

柚喜が氷菜をかばう台詞
恐ろしいんだけどカッコイイかな

自分はどっちかというと
柚喜ひいきかな
氷菜が決めた事には疑問を感じます
万喜を連れて行くなんて(涙)

「永遠の0」を読んでから
戦争ものは止めようと思ってたのに
また、読むことになってしまった
つらかったけど
それでもよかったかな
播磨の風景とその時代を生きた人々のこと
自分なりに絵が浮かぶ

解説の言葉を借りれば
読み終えてしばらくたっても
ふともれるつぶやき、涙のこぼれる気配が
近しい友のようにすぐ耳元で感じられる
……そんな小説でした

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2014年03月19日

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