あらすじ
「現代医療は薬に依存し過ぎている!」「人間は病気になるべくしてなり、治らなくなるべくして長期化しているのではないか」と危惧する、独立行政法人国立病院機構病院院長の著者。添加物や砂糖摂取を極力少なくし、発酵食品を多く摂り、光を利用することで体内リズムを正常化しようという、食事と睡眠をコントロールする治療法で、ガンやさまざまな疾患、パーキンソン病から認知症までをも改善してきた。本書では、そんな研究や臨床から得た、食事、睡眠のあり方、軽い運動など、ちょっとした工夫でかんたんにできる院長みずからも実践する健康法を紹介。薬に頼らずとも、夜はぐっすり眠れ、朝はすっきり目覚めて元気がわく、現代版の「健康養生法」です。
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Posted by ブクログ
一つの病気ごとに治療する現在の医療、高齢者は自然に薬漬けに。病気だけを見ないで患者の日常(生活)を診ること。日常の中で病気は作られている。「急がば回れ」薬を減らすこともひとつの治療。佐古田三郎 著「医者が教える長生きのコツ」、2015.12発行。①生活を見直す(日課を記録)②養生の第一歩は腸の健康(砂糖・小麦粉に注意、食物繊維は腸のガードマン)③日本食の知恵と治癒効果(発酵食品、玄米、自然な食材、旬の野菜、果物など)④早寝早起き・朝日を浴びる ⑤睡眠を制する(あらゆる病気予防の基本)
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急がば回れの養生法=体の不調を治すのは時間がかかる。
砂糖と小麦粉によるリーキーガットで不調になる。
パンやスナック菓子ばかり食べていたら不調は治らない。
いろいろな乳酸菌を試す。
毎日の日課をつける。
朝起きた時間、朝ごはん、昼ごはん、おやつ、夕ご飯の内容、日中は何をしていたか。
朝ごはんは玄米ご飯、温野菜、発酵食品、魚、自然食品、牛乳、清涼飲料水を摂らない。
パン、バナナはそのまま食べられるので、食べやすい。
鶏肉はパーキンソン病やアルツハイマーの危険因子になっていない。
蒸し野菜=大根、白菜、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、カブ、小松菜、高菜、水菜、チンゲンサイ、クレソン、菜の花、ケール、ルッコラなど。
レタス、トマト、キュウリのサラダを食べて野菜を食べた気にならない。十分な栄養摂取ができない。
魚はオメガ3αリノレン酸、オメガ6がリノール酸、オリーブオイルはオメガ9。
牛乳よりヨーグルト。
生野菜より温野菜、根菜。
味噌、甘酒など発酵食品。
食べないほうが病気が治る。体の脂肪が燃えるときに生じるプロテクチンにインフルエンザの増殖を抑える働きがある。
断食、または一日800カロリー食。
赤ちゃんは、おっぱいを飲んでいる時期はケトン体を脳のエネルギーにしている。
急激に血糖値を上げると、急に下がる。酸化ストレスが増加して動脈硬化のリスクが高まる。
中鎖脂肪酸はお腹の脂肪にはならず、脳に運ばれる。アルツハイマーの改善効果がある。
朝起きたらまずカーテンを開ける。晴れた日はひなたぼっこをする。
無呼吸、低呼吸にはスリープスプリント、CPAP。
寝ているときに口腔内に菌が侵入しないようにする。