あらすじ
借金まみれの僕に妻が唯一望んだのは「あなたの子どもが欲しいの」。そのたったひとつの妻の願いが叶えられない僕。そんなふたりが本気で挑んだ不妊治療。その経験を男性視点で語った涙と笑いの妊活記録。雑誌『赤ちゃんが欲しい』連載で大人気の「妻には言えない妊活男性のホンネ」でも取材をする多数掲載。不妊治療で苦しむのは、もちろん女性。でも、男性だってパパになりたいし、悩んで落ち込んでいる妻を見ているのは辛い。そんな妊活中の夫婦のために、気持がちょっと楽になり、頑張りたくなる1冊です。女性だけじじゃなく、男性にもぜひ読んでいただきたい。「妊活によって夫婦の絆は深まった」という人は90%以上なんですから。
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Posted by ブクログ
妊活の本って女性目線が多い印象だけど、男性目線の様々な意見に触れることができて新鮮。
ストーリーが壮絶なので怖くなるかもしれないがハッピーエンドで良かった(いやまあその先もまだまだ続くからエンドではないが)。一番怖かったのは、400万の借金。
Posted by ブクログ
男性から見た不妊治療。
著者の個人的な話だけれど、男性の受け取り方を知る参考になるかもしれない。
不妊治療でよくあるのが、男女間の温度差。
それが原因で時には喧嘩になることもある。
そしてその理由の一つが本書で分かったかもしれない。
つまり、女性は赤ちゃんを授かることを、男性は女性(妻)が落ち込んだり悲しんだりしないようサポートすることを、一番に考えているということ。
赤ちゃんを見ている女性。その赤ちゃんを見ている女性を見ている男性。
このことが、温度差のように感じられてしまうのかもしれない。
表面温度は違っても、深部温度はあまり差がないのかもしれない。
前半部分にあるアンケートで、
「不妊治療は大変なことが多いですが、このように見えない何かを与えてくれることがあります。それを得られただけでも、決して無駄な時間ではなかったと思いますね」とある。
もちろん赤ちゃんを授かることが第一なのだが、それだけではないということを改めて感じた。
Posted by ブクログ
夫婦生活が月に1度で(半年に1度という人もいて仰天)、妊活って時点で「?」と思ったレポート多数。
タイミング法などに関して、「その時以外」の夫婦生活ってどのくらいの頻度が好ましいのか。夫婦毎に違うのは間違いないけど、その辺の意見をコラム程度でいいから一般論でも専門医の意見(村橋さんがドクターに訊くのでもいい)が欲しかった。
ストレス解消(軽減)やホルモン分泌とか体質の変化とか、女性の体質改善に絶対関係あると思うし。
みんな知りたいところだと思うんですけど、こういう本を読む読者層は。
まあ、不妊治療継続中の方も少なくないので、プライバシー含め難しいのは分かるけど。
後半は村橋家の話になるのだが、男性目線の本は少ないので、前半のレポート(アンケート?)の方も、もっと詳しく個々のお話を知りたいと思ってしまった。
Posted by ブクログ
不妊治療が失敗に終わったその先には、どんな淀んだ澱が僕らを待ち構えているのか。共働きで増えに増えたお金を子どもに使うこともなく過ごす余生は、いったいいかがなものなのか。世界中のワインを夫婦で味わう人生と、スーパーのフードコートで子どもとたこ焼きをほおばるのは、一体どちらが幸せなのか。(p.136)
Posted by ブクログ
面白くて一気読み。同世代で同じくらいの期間不妊治療していたので共感する部分がたくさんありました。男性目線で書かれている本は少ないので貴重なのではと思います。奥様のりえさんのエピソードがどれも素敵です。いろいろな夫婦の体験談も載っていますがとても興味深かったです。不妊治療は出口のないトンネルのようでお金をかけたからといって成功する保証もないのが辛いところでやめ時もとても難しいと思います。いろいろな将来のケースを思い浮かべながらどんな結果に進んでもこの人と一緒に頑張ってきてよかったと思えるようなそんな夫婦関係を築きたいと思いました。
男心を知るために
なぜ夫は妊活に腰が重いのか
妊娠出産中の妻の気持ちが
わからずに地雷を踏むのか
知りたくて購入しました。
その目的としては
ものたりませんでしたが
妊活をする男性には励みに
なるのてまはないでしょうか。