【感想・ネタバレ】鉄牌のジャン! 3のレビュー

あらすじ

シリーズ累計800万部
『鉄鍋のジャン! 』西条真二が送る料理×麻雀アクション!!

麻雀界に突如現れた伝説の雀豪のDNAを持つ男・黒鉄雀(クロガネジャン)。
どんな手段を使っても無敗を守り続ける彼には敵対する雀士が後を絶たない。
たとえ相手が素人だろうが容赦なし! の天才悪童・ジャンがあらゆる知識と得意の料理で敵を粉砕する、ダーティーヒーロー麻雀劇画!!!
今回の見所は……極悪アイドルグループの挑発に乗ったジャンがついに禁断のガチンコ料理対決に挑む!
もはや麻雀劇画の枠を超えたハイブリッドバトルをお見逃しなく!!!!!
★単行本カバー下イラスト収録★

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Posted by ブクログ

感想を書く前に、とりあえず、西条先生に文句を
個人的にツッコミを入れたいのは、92p~98p
狩猟をする際は、人か動物か、しっかりと確認しなきゃダメだろ
結果的にジャンらを助ける形になったからと言って、狩猟免許を有している者として、やっちゃならん過失だぞ、これは
まぁ、厳しいことを言いたいのは、そこだけで全体的には面白かった
いよいよ、麻雀勝負でなく、料理勝負まで勃発し、ジャンルがギャンブルなんだか、料理なんだか、判らなくなってきた
でも、そのあやふやと言うか、ちゃんぽんっぷりは、西条先生らしくてイイ
元々、私は西条先生の作品に触れたのが、『鉄鍋のジャン』が初なので、料理がメインになってくれるのは嬉しい
改めて、西条先生のアイディアは凄いな、と感じた、アイドルとの料理勝負
先生自身が美味しい物を食べて、舌を肥えさせてるんだろうな
馬の骨でダシを取った「黒鉄式馬骨湯太平燕」も、相当なインパクトだったが、それをあっさり、銀子の「揚げチューリップ」が吹っ飛ばした
邪道な美味さで、客の食欲を満足させる、それでこそ、西条先生の料理漫画
料理スキルが皆無でも、勝つ方法はいくらであるんだなぁ
個人戦でなく、チーム戦ってのも読み応えを感じさせた
また、麻雀の要素も分厚かった
ジャンの祖父・鉄幹に恨みを持つ牛頭との三人麻雀では、まさかの小此木、大活躍
やっぱ、女性にブスと言っちゃダメですね
小此木ちゃんも可愛いと思うけど、個人的にゃ、ジャンと銀子の組み合わせの方が好きなので、ごめんなさい
勝ち方もイカサマありきだったのも熱い
人生、逆転するチャンスは何度も巡ってくるはずだが、持ってない奴は、それを掴み損ねるんだな
酷い負けっぷりからも、人生のコツを学べるな、この漫画は
そして、ついに、どデカい大会が催される事に
1億円と言う破格の賞金に釣られ、全国から続々と猛者が集結
かなり濃いキャラが集まってきそうだなぁ
果たして、ジャンらは優勝できるのか!?
この台詞を引用に選んだのは、ジャンと銀子の関係性をよく表現しているな、と感じたので。友情でも、恋愛でもなく、この二人は、とことん、ライバルなんだろうな。性別を超えた、イイ関係、と言うんだろう。相手の性格や人間性は認めてないが、自分の麻雀力を上げるためには、強い相手が必要。だから、無事に帰ってきたなら、それはそれで快く迎えるってコトだな

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2016年11月30日

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