【感想・ネタバレ】C.H.E.のレビュー

あらすじ

南米の小国リベルタ。大友彰が雇われていた旅行会社に、一人の老女が訪れた時から、そのリズムは静かに、そして激しく流れ始めた――。老女マリーナから提示された高額の報酬につられ、隣国までのガイドを引き受けた社長のヤザワと大友。しかし彼らを待っていたのは、行く手をさえぎるリベルタ警察軍の執拗な攻撃だった。いったいマリーナは何者なのか。そして、何を求めて戦うのか……。やがてあのリズムがリベルタを包み込んだ時、誰もが戦うことの意味を知る。祖国か死か、ただそれだけだということを。圧倒的ノンストップ・エンタテインメント!

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Posted by ブクログ

<内容>
南米の小国リベルタ。大友彰が雇われていた旅行会社に、一人の老女が訪れた時から、そのリズムは静かに、そして激しく流れ始めた―。老女・マリーナから提示された高額の報酬につられ、隣国までのガイドを引き受けた社長のヤザワと大友。しかし彼らを待っていたのは、行く手をさえぎるリベルタ警察軍の執拗な攻撃だった。いったいマリーナは何者なのか。そして、何を求めて戦うのか…。やがてあのリズムがリベルタを包み込んだ時、誰もが戦うことの意味を知る。祖国か死か、ただそれだけだということを。圧倒的ノンストップエンタテインメント。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

南米の地を舞台に、革命の志を持つ老女とそれに巻き込まれた主人公達が、巨悪を倒そうとする話。日本じゃ考えられない治安の悪さと、堕落した公権力のコンボの描写が中々生々しい。そんな状況下で、爽やかに作戦を実行する主人公達がカッコいい。最後はちょっぴり切ない感じだが、それも爽やかでいい読後感を得られた。良い作品。

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2024年12月19日

Posted by ブクログ

チェ・ゲバラとリベルタの偉大なる歌手シルビオ。怪しい老女マリーナ。日本人の大友と日系人のヤザワが経営する旅行会社から物語が始まる。
スピーディな話で、最後まで一気に読めた。チェ・ゲバラは名前と顔は知っていたけど、彼の逸話も実に興味深かった。でも物語として純粋に楽しめる。面白かった。

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2013年05月14日

Posted by ブクログ

ハードボイルドで楽しかった。チェ・ゲバラってTシャツとかでしか知らなかったからかも。井上尚登ってエンターテイメントとしていいと思うよ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

話がゴミゴミしている。
ハチャメチャな感じはするのだけれども
話がよく見えません。
もうちょっとシンプルな話だと良かったのにな。

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2014年11月09日

Posted by ブクログ

 軍が利権を掌握し、民衆は抑圧されているリベルタは架空の国家だが、80年代〜90年代の南米各国で見られた軍政の縮図そのものだ。事実、少しでも正義の声を挙げようものなら殺された(消された)し、今もってどれだけの人が南米各地で犠牲になったのか正確な数はわからない。
 
 そんな国家の中で民衆の希望となったのが、ゲバラの詩にサルサのリズムをつけたシルビオの歌だ。死んだと思われていた国民的歌手のシルビオの歌が、なぜかカセットテープとして出回り始めた。一体誰が何のために広めているのか…
 そして謎の老女・マリーナの持っている頭蓋骨はいったい誰なのか…

 読み進めるうちに、大体のことは予想できてしまうので、なにか物足りなかった。でもそれは南米の歴史を学んだものだからかもしれないので、全然知らない人が読むと予想できない面白さがあるかもしれない。

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2017年08月15日

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