【感想・ネタバレ】空が見ていたのレビュー

あらすじ

9回裏、二死満塁。そこでフォアボールを与えてしまったピッチャーは、何を考えればいいのだろうか。数万の観衆に見つめられている男たちには、もうひとつのサイコ・ドラマがある。そこまで見透すことができるのは、おそらく〈空〉だけだ。空が見ていた――その視点は、異次元へと僕らを導いてくれる。エッセイ風に綴ったドラマチック・ストーリー。

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Posted by ブクログ

80年代、私は小学生から中学生の時代でした。
全盛はプロ野球、まだJリーグが始まる前の時代

池田VSPL、三沢VS松山の壮絶な今も語り継がれる決勝戦

その時代特有の匂いというか、感覚というか・・・

目を閉じ、本を回想するとほんと目に浮かぶ・・・

スポーツの1シーンが動くとき、見た目の我々の感じ、感動、思いのほかに

本人たちの思い、気持ちと2つのドラマが交錯する。

くそ暑い空の下、がむしゃらにまた走りたくなる・・・

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2018年10月28日

Posted by ブクログ

スポーツノンフィクションというジャンルは山際淳司で知った。有名な選手はモチロンのこと、高校野球の無名な選手に対しての丹念な取材。そのとき何を思っていたのか、実際にどうプレイされたのかが精密に再現されていく。スポーツでは全て一瞬で終わってしまうプレイの中にも様々な思いが錯綜する。山際淳司が亡くなってしまい新刊が出されないのがすごく残念だ。

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2009年10月04日

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