【感想・ネタバレ】過剰な寵愛 若き王太子殿下のオレ様なプロポーズのレビュー

あらすじ

王女ソフィアは母国のため、大国の王の妾として買われた――はずが、8歳年下の王太子殿下がご主人様に!?「お前は最高に俺の好みだよ」敏感な胸を巧みに弄られ、昂った身体を何度も甘く穿たれて、フラフラになるほど求められる。激しく愛されるうちに、心まで彼でいっぱいに。期間限定の愛妾なのに、こんなに優しいのはなぜ?戸惑うソフィアにジェラルドからの熱烈なプロポーズが!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

貧乏小国の王女ソフィアは、母国の水路の建設費用のために、大国の王の期間限定の妾になることを了承。
それなのに、王の好みじゃないと8歳年下の王太子の妾に払い下げられちゃいます。
25歳のヒロインに17歳のヒーロー。
逆パターンの年の差は結構あるけど、年上ヒロインは珍しいかなって思いました。

王太子ジェラルドにすぐに純潔を奪われちゃいますが、閨でのジェラルドの態度とか、その後の視察での態度がなんだか挙動不審。挿絵のジェラルドの照れるほっぺに、こっちも照れちゃいます。

ソフィアは、最初は水路の建設費用のためと割り切ろうとしてますが、だんだんジェラルドに惹かれ、でも自分は愛妾だし、そのうちジェラルドに立派な王女が来ると思い込んで、ふさぎがち。
やっぱり、愛妾はやめようと思い詰めたところで、ネタばらし。
これまでの話は、ジェラルドの再々の求婚を無意識にすげなく断ってきたソフィアへの壮大などっきりというオチです。

元々ジェラルド8歳のときに16歳のソフィアの肖像画に一目惚れしたってのがスタート。
確かに8歳の子供と結婚だと、ソフィアの父王も断ったのは納得。
でもそれから9年、ソフィアを手に入れるために自国を立て直し、また求婚したのに、国作り一筋のソフィアは、ジェラルドのお見合い写真を見もせずお断り。
年齢もいっちゃってるから、父王が画策して、今回のお話となりました。

意地悪だったジェラルドの母も意外といい人で、ジェラルドに使われることから逃れられたうれしさのあまりに先走って、妃がくるって触れまわったせいで、あのジェラルドの挙動不審が生まれてました。
ソフィアがただの流されやすい馬鹿な子じゃなかったし、ジェラルドの必死さが面白かったです。

若いからか、ジェラルドが絶倫過ぎて、ソフィアが音をあげてたのもなんかよかった。
10人も子ができるって、結局若いだけじゃなかったかもしれないけど、毎年子作りしてても35歳まで子供を産みっぱなし、ソフィア、お疲れさまでした。

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2015年08月23日

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