【感想・ネタバレ】新東海道五十三次のレビュー

あらすじ

奇才・井上ひさしと山藤章二がコンビを組んで挑むは『東海道中膝栗毛』。古今東西の資料をひもときながら、歴史はもちろん、日本語から外国語、果ては下の話まで、縦横無尽な思考で東海道を駆け巡る!

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Posted by ブクログ

井上ひさしの博識と山藤章二の軽妙なイラスト。
東海道五十三次を膝栗毛をネタ本に、東西の文化、言葉遣いの違いなど、止め処無く語る。

江戸文化の伝承も筆者たちの世代で途切れた感。多くの名作の裏には、読者に見せることのない果てしない努力があることを、教えてくれる。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

冒頭の五十三次ポルノ版で「もしや?」と思ったら、やはり筒井康隆氏との親交がある著者だった。しかし、回が進むにしたがって、だんだんアカデミックな内容になっていく筆致。「五人組帳の裏返し」で、十返舎一九の『膝栗毛』を文学ではなく、江戸の庶民を仮想の旅で楽しませる娯楽本と論破しているのが気持ち良い。日常生活と旅は、表と裏、正と邪、聖と猥というのが胸にすとんと落ちる。

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2018年12月20日

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