あらすじ
2020年をめどに
「大学入試センター試験」が廃止されることをご存知ですか?
大学入試に求められる能力が、
「覚える」から「考える」へと大きく方向転換されるのです。
現在の中学1年生から
この新たな受験システムの対象になるので、
今から準備する必要があります。
この入試制度の大変革に立ち向かうには、
幼児・児童期から高校まで
「公式や正解を暗記する」だけでなく、
「自分で考えて、自分で工夫する」「問題解決をする」
といった基礎力をつけるための親の関わり方が重要。
答えを暗記させることだけではなく、
いかに子どもが自分の頭で考えて、工夫するように導くか――。
それは学習塾で身につけるものではなく、日々の暮らしの中で育まれるものなのです。
そして、子どもの能力を引き出し、
これから求められる本当の頭のよさを養うには「断捨離」が効きます。
それは「断捨離」によって、
自分で考え、自分で感じて、自分で選択・決断していく
という基礎力が身につくから。
日々の生活の中で、
子どもが嬉々として実践することによって、
思考が片づき、気持ちが整い、学力を育んでいく。
また、親にとっても工夫して仕かけを考える楽しさもあります。
将来をたくましく生き抜く子育ては、
親子のチームワーク戦略なくして成功できません。
自らの子どもは北海道大学卒という著者が、
子どもの思考力や創造性を育み、
子どもの学力、才能を伸ばす断捨離術を初めて説きます。
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Posted by ブクログ
断捨離の本を読むのは初めて。
何を取り入れ、何を「断」つか。何を残し、何を「捨てる」か。モノを片付けることが目的では無い。モノの片付けを通じて自分にとって心地よいモノとは何かを自問し、自問を通じて「自軸」を見定め、自軸を持つことで「主体性」を育てる、主体性を育てることが、考える力に繋がる。その先に行きつく本当に心地の良い「生き方」が「離」となる。
断捨離のコツは、何よりも自分で考え、選択し、実行すること。他人の軸を持ち込んで、やったフリをしていても、断捨離にはならない。また、時間軸を「今」で捉えること。将来使うかも、過去の大切な想いでだから、と言いたくなるが、それは本当に「今」の自分にとって心地よいものなのかが重要。