【感想・ネタバレ】六道ヶ辻 たまゆらの鏡 -大正ヴァンパイア伝説-のレビュー

あらすじ

大正時代、伊奈新山。因習と伝統に支配される地方都市に、斎門伯爵が現れた。元領主小月家の客人として彼が住み着いてから、伊奈では奇妙な事件が起き始める。血を抜き取られた奇妙な死体が発見されたのだ。そんな最中に小月家の娘、莢子と彼女に付き従う百合は、伯爵に招かれ、彼の家に向かうが……。トランシルヴァニアから日本に渡ったと云われる謎のヴァンパイアと大導寺竜介の戦いを描くゴシック・ロマン・ミステリ!シリーズ第6弾!

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Posted by ブクログ

いちおうミステリにしときます。
うぅう、もうただ登場人物が好きなだけかもしんないですが、このシリーズが好き。もう出ないのかな?浪漫だわぁ。最後の最後に現れて、いいところ全部かっさらっていく竜介に脱帽。シリーズ中、最も少女の矜持とか嫌らしさ、みたいなものが描かれていると思う。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

主人公・百合が語る、ヴァンパイアにまつわる大正初期の思い出譚。
百合とその友人とも云える莢子が出会った、一人の美貌の伯爵。二人の住む田舎に斎門伯爵が越してきてから、奇妙な事件が起き始める。
伯爵を追う意外な人物の登場と、その後の展開が興味深い。
番外編のようなものだけど、本編を知らなくても楽しめる。でも知っていたほうが楽しさは倍増すると思う。ただ、時系列というか年齢関係がちょっと分かりにくかった。
思い出語りなので、文章はかなり読みにくい印象がある。それさえクリアすれば、非常に面白い。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

この人に大正浪漫を書かせると、妖しくてイイ♪しかもヴァンパイアものだもん、最高〜(*^-^*)いかがわしくて幻想的な世界へようこそ、って感じです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

六道が辻シリーズを読んだことがありませんが、外伝の位置づけということで単体で楽しむことができました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

大正ロマンホラー。六道ヶ辻シリーズ外伝…という事ですが、本編を読んでません。でも問題なく楽しめました。今からグイン・サーガ読むのはつらいけど、六道ヶ辻シリーズだったら挑戦してみてもいいかな。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『六道ヶ辻シリーズ』ってもしかして、一応大導寺の党首である竜介の半生を追うシリーズだったりするか?
登場しない巻はあるけども、必ず一回以上は名前をみかけた。

今回の竜介の登場はやや唐突に感じられたが、最後が大団円で終わったのでよしとしよう。
でも「奥さん、そいつ、女癖ではなく男癖も相当なもんですぜ」と言いたい。

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2014年03月08日

Posted by ブクログ

大正の貴族さんのお話。
最初の方はぶっちゃけ飽きるけど終盤が面白い。
飽きずに最後まで読めた自分偉い…(マテ

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

うわぁ、読みにくい! 百合の一人称で語られるからそうなのかもしれないが、でもひどいかも。栗本ってここまでひどい文章書いてたっけ(^^; 人によっては元々読みにくい、悪文だとの感想もあったけど、これを読むとまさしくってところ。
六道ケ辻シリーズこれで6作目。
大導寺一族の滅亡
ウンター・デン・リンデンの薔薇
大導寺竜介の青春
墨染の桜
死者達の謝肉祭
たまゆらの鏡
六道ケ辻シリーズってことだけど、大導寺竜介の物語ですね。つくづく、栗本って大正ロマネスクが好きなんだと思わされる作品です。

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2009年10月04日

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