あらすじ
連続猟奇殺人者「赤マント」が帝都を恐怖に陥れていた昭和初期、そこに大導寺竜介たちの青春があった。竜介、藤枝清顕、一乗寺忍。高校進学を機にそれぞれの道を歩み始めた幼なじみの三人。しかし、運命は「若さ」という生け贄を貪欲に求めた。もつれ合う友情と恋、彼らの二度とおとずれない青春の日々は、あまりにも凄惨な破滅的結末(カタストロフ)へと続いていた――。呪われた一族、大導寺家の傑物・竜介の鮮烈な青春期を描く六道ヶ辻シリーズ第3弾!
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Posted by ブクログ
レズのウンターなんたらよりは、よっぽど良かったv精神のつながりの竜介と清顕の関係がなんだかいいなと思った。レズはキモかったからなぁ・・・忍はいつもの定番のアホな美形ですね。身体を使ったりしない展開ってのたまには見たいもんですけど、まぁ彼はこの話では脇役なわけで一応セーフに。
初の大導寺が終戦後の何だかよーわからん話だったので竜介も随分こなれてたけど、この話ではまだまだ可愛いもんだった。日本国と友人たちのために戦う熱い男でした。
Posted by ブクログ
大導寺竜介と幼馴染の3人が連続殺人事件と青春の悩みとが
絡み合いながら成長し友情の絆を深めていく話。
最後のノブの手紙で胸に来るものがあった。
Posted by ブクログ
六道ケ辻シリーズ、第3弾。大導寺竜介、藤枝清顕、一乗寺忍の3人の友情と、昭和初期という時代に破壊的結末をもたらした哀しい恋の物語。あいかわらずヤオイですね。でも、歴史的に見れば男色も普通だった時代があるから…。
Posted by ブクログ
どの強い悲観は、女々しさに通じるものがあるね。途中、かなりやきもきしました。
この作品の頑張った賞は、(後部座席の軍人と文学少年のいちゃいちゃを聞き流しつつ運転をしていた)円タクの運転手に送りたい。