【感想・ネタバレ】オン・ザ・ロードのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白い。
登場人物ごとに、別れる3つの話が、
進むごとにまとまっていく。
まとまればまとまるほど、話にひきこまれました。

それにしても、イカレタアウトロー。
どうしようもないけれど、魅力的です。

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2020年01月23日

Posted by ブクログ

家族を東日本大震災の津波で失い、絶望を背負いながら流浪している元刑事の村越。強制労働の末に人を殺して逃げていた中国人少女に出会い、彼女と逃避行を始めたことで、自らの生きる希望を見出す。

70歳の御老人とは思えないほどのハードアクション。生きる希望を見つけた時からの村越がまるで水を得た魚のようなハツラツっぷりで、格好良かった。御都合的な展開ながらも、サポートする仲間が現れ、ここぞというピンチを切り抜けていく様は読んでいて痛快。敵側が悪役に振り切れているからこそ、余計にそう思わせられる。最後までスピード感があって、一気読みでした。

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2016年02月25日

Posted by ブクログ

樋口明雄 といえば「ハルカの空」
山岳救助犬を描いた、その清々しい世界を想像していた。
たとえ、それが殺人事件をきっかけに始まる物語だったとしても.....

場面はいきなり転換し、強烈なヤクザが登場。
後は、もう、汚職、殺害、暴力、陵辱、ノンストップで凄惨な現場が展開していく。
そして、なんとか迎える最後のシーン。
唯一の救いは、途中で展開される暴力がすべて回収されていくこと。
もう、新しい被害者は出ないということ。
しかし、傷付き、死んでいった人々は、還らない。

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2016年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

裏表紙のあらすじから、外国人研修生制度問題を題材にした社会派作品かと思いました。が、読後の印象としては社会派色は薄く、前半はサスペンス色が、後半はアクション性が高い小説という印象が強かったです。

個人的には敵と味方の絶望的なほどの戦力差があった点が惹き込まれたポイント。元刑事とはいえ、齢70のおじいさんとその他数名の女性+一匹の犬に対し、相手は武闘派ヤクザ集団に加え、黒幕として政治家が控えているという…

普通に考えたら勝ち目がほぼなさそうな状況をいかに覆すかが気になって、惹き込まれた次第です。

結果としては…その状況を覆す手段が主人公達の知恵や機転によるものより、強運によるものが多かったような気がして、ちょっと残念でした。まぁ、現実的に考えたらこれほどの戦力差をはねのけるには、運が無いと到底無理なんでしょうけど。

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2016年01月04日

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