【感想・ネタバレ】失われた日本古代皇帝の謎のレビュー

斎藤忠

正史『日本書紀』は、倭国／日本国の君主の治世記からなる。かつて倭国と呼ばれた国は連邦国家であった。倭国王とは、ある時期は九州王統から、ある時期はヤマト王統から、ある時期は別の王統から出た…。九州王朝とヤマト王朝の相剋の古代史に鋭く迫る！！

[ブクログ · ★★★☆☆]

日本側の史書と外国の史書を照らし合わせながら、倭国とはどんな国だったのか、記紀に書かれていない本当の歴史はどうだったのかと言う内容です。ただ、この方の文体には多少クセがあるうえ「おまいら歴史好きぃ～なんだろ？このくらいの内容は既出だろうから、ちゃんと着いて来いよ」感が強くて、少し読みにくかったと言うのが正直なとこです。でも、非常に面白い内容であることは確かです。