【感想・ネタバレ】ライジング・ロードのレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年05月15日

ソーラーカー制作と震災の組み合わせには、最初はその必然性が感じられず、頭の中にクエスチョンマークがいくつも浮かびました。だけど太陽光発電で避難所が明るく照らされた時、その場面だけでなく東北の未来を明るく照らしたい、という期待・希望が感じられ、納得。

それにしても主人公達がソーラーカー「チェリー1」...続きを読むを作り上げていく過程は、大げさではなく”過酷”でした。克明に描かれたその姿を読んでいると、いつの間にか自分も彼らと同じような思い入れが——チェリー1に対する思い入れが——芽生え始めていくように感じます。

なので津波でチェリー1が流されたときに、メンバー達がチェリー1のサルベージと命を天秤にかける葛藤する姿に激しく共感し、自分ももだえ苦しみました。その苦しさの割に〆がアッサリな点に肩すかしを食らった感はありますが、復興後の未来の「広角さ」を表していると解釈しておきます。

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Posted by ブクログ 2016年01月16日

未来を予感させる清々しいエンディングが心地よい。ソーラーカーレースに挑戦する学生たちを描いた爽やかな青春小説。

東北の三陸沿岸にある三流大学に非常勤講師として招かれた元大手企業の研究職の野口陽子。彼女に大学が課せた使命はソーラーカーレースでの全国大会出場だった。ソーラーカー素人の学生らと奮闘し、希...続きを読む望の光を見出した時に起きた東日本大震災…

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