あらすじ
八印昇格のために、人にあだなす「すそはらい」である「すそなづき」を討伐するミッションを課せられた皇すなお。女に飢えたすそなづき、沖浦おうたんとの勝負は、おうたんの「魂社」である「悪宮襖」で行なわれることに。執拗にすなおを犯そうとするおうたん。すなおは貞操を守ることができるか…ハラハラの展開と、謎の国家組織「国土交通省国土政策局特殊災害対策課」も登場で目が離せない第33巻!!
...続きを読む
心の優しい主人公に、相棒は男勝りな美少女。妖怪変化の類を相手に戦い、幕間にはスケベでムフフなサービスシーン…なんだこれ最高じゃないか!!!
熱いバトルとちょい(?)エロシーンは、世の男子諸君の心を掴んで離さない少年漫画の重要なファクターと言えますが、この『つぐもも』にはそれらが詰まっています。加えて作風やキャラデザがいい意味で"ひと昔前っぽい"んですよね。端正な美少女ってのもいいですが、ちょっとデフォルメされてる方が可愛いし萌える…みたいなとこありません?(笑)
主人公の少年・一也は、美少女の姿に変身する帯の付喪神・桐葉さんと一緒に、街で起こるさまざまな怪異事件を解決していきます。気弱な一也に対して姉御肌でドSな桐葉さんですが、たまに見せる拗ねた顔はとてもかわいいです♪ あと、語尾が「~のじゃ」なのもよき、のじゃ女子はいい文明。
迫力満点なバトルシーンは必見。桐葉さんが帯の姿に戻り、一也はその帯を操って戦います。帯でどう戦うんだよ?と思いますが、盾型に編んで相手の攻撃を防いだり、螺旋上に編んでドリル攻撃をしたりと、変幻自在に技を繰り出していきます。「○○つづり!」と技名を叫んで戦う姿はバトルマンガの王道です!
そして、バトルシーンと双頭をなすお色気シーンですが…結構攻めてます! 桐葉さんのいろいろとオープン(笑)な性格も相まってムフフ成分多めですw
加えて、桐葉さん以外にも魅力的な女性キャラ(巨乳、ロリ、ツンデレ…etc)が何人も出てきますし、ちゃんとサービスシーンがあります(平等主義万歳)。そこに生まれる嬉し恥ずかしなやりとりはまさに男のロマン。バトルシーン同等もしくはそれ以上に作者の浜田先生の気合の入れようが見られます(具体的に言うと肉感が素晴らs)
アニメ化もされている本作、先の展開が気になる方もぜひご一読を! アニメでは白い光に包まれたシーンも原作ならば…( *´艸`)
感情タグBEST3
匿名
ちょっと停滞気味?
呪術〇戦のように、結界技が出てきたのはちょっと悪手だったかなーと思う。
確かにマンネリ化はかなりしているけど、15~20巻くらいの怒涛の勢いが戻ってきてほしい。
相変わらず画力はすさまじいのと、付喪神たちが可愛いので応援しています!
Posted by ブクログ
すなおに八印昇格の条件として、特に危険なすそはらいの中には人を殺めざるをえないゆえ、囚えていた凶悪犯を殺すことを修めさせるという流れで。
前半は強烈な性欲を掻巻布団の付喪神を使役して発散していた沖浦おうたんに対する、すなおの戦い。
開始早々、おうたんの魂社、つまり領域展開みたいのに閉じ込められるすなお。
そこでは独自ルールの点数制で戦うことに。
この、すなお対おうたんは共に高レベルで作画も高レベル。
一進一退の攻防が読み応えがある。
一方、人に害をなす付喪神使い集団の「あんかん舎」とつづら殿との抗争が激化していく懸念を斑井が語る。
何故か国の機関である国土交通省の人間が、あんかん舎に肩入れしてるような動きもあるし、よく分からない。
横道過ぎないか?
エロシーンは解説シーンも無闇に裸のときだったりと、水増しなくらいあるが。
おうたんの回想とか、国交省の人のとか、さすがに入ってない?
いいんかな。
しかも、すなおの問題については哲学じみてきて、次巻持ち越し。
持ち越した分だけで、1巻消費してしまわないか心配なところ。